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読書メモ「そうか、君は課長になったのか」佐々木常夫

Kindle Unlimitedで無料で読めます。

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課長になったわけではないのですが、
上司の推薦図書にあったので読みました。
(おススメされた物はとりあえず、試してみるタイプです)

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著者の佐々木常夫氏のプロフィール

秋田市生まれ。1969年東京大学経済学部卒業後、東レ(株)に入社。2001年東レ取締役、03年(株)東レ経営研究所社長、10年から
(株)佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表取締役。自閉症の長男を含む3人の子どもと肝臓病とうつ病に罹り40回以上の入院を繰り返す妻を支える状況の中でも、ビジネスへの情熱を失わず、さまざまな事業改革に全力で取り組む。

https://www.hmv.co.jp/artist_佐々木常夫_000000000478096/biography/


著者は時間がないなかでも、課長として成果を上げられてきた方で、著者がどのような思いで課長職をされていたかが、よく分かる本でした。

感銘した点

  • 課長にとって一番たいせつなのは、何かを成し遂げようとする「志」(スキルやノウハウはどうにでもなる)

  • 部下の仕事を課長がやってしまうと、自分がやるべき仕事を放棄することになる。また、部下は、その仕事をすることによって得るであろうスキルを身に付けることができない

  • 課長が要求されるのは、
    ●方針策定
    ●部下の監督と成長
    ●経営層、部下、組織全体のコミュニケーション業務
    ●社内外の関係者をまとめていく政治力


感銘した点から自分なりに考えたこと

コミュニケーションについては、私が常日頃意識している点ですが、オーバーコミュニケーションの意識ぐらいで、丁度良いなと思います。

意識しないと、曖昧に伝えがちですし、コミュニケーションの回数も少なくなりがちだと思うからです。

ただし、コミュニケーションの方法は気をつけたいです。何でも時間をとって対面でコミュニケーションをとっていては、コミュニケーションそれ自体には、付加価値がないので(コミュニケーションからの次の打ち手で生まれる)効率的に出来るところはしたいですね。

 いつも言ってますけど、仕事における「ホウレンソウ」について。
「ホウ」は過去のことだから、直接データを見ればいい状態にしておけばいい。
「レン」はスピードが大事でかつ相手の時間を奪いすぎないようにチャットを活用。
「ソウ」は未来の話だから、いちばん面白い!
「ホウ」や「レン」のためにスケジュール合わせて会議を開くとか、本当にやめましょう。
せっかく会議を開くなら、未来の話をするために開きましょう。
異論が出たっていいじゃないですか。
それが未来をよくするものなら、大いに結構。

https://comemo.nikkei.com/n/n4b1c009777f5


また部下の成長についてはどこまで会社として実施するかは考えた方が良いと思っています。

会社は学校ではないので、自分で成長のために動かないといけないので、何でも会社に頼るのはダサいです。
(余談ですが、ダサいかダサくないかで判断すれば、ある程度良い感じになると思っています🤣)

出来る人の行動を観察すれば、自分もどのように行動すれば良いか分かるとも思います。

「会社は学校ではない」で検索したら、以下のドラマもでてきました(見ていないので内容は分かりません)

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