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「どうありたいか」を家族・仲間で共有する。

水戸の「在宅医療介護のお話会」は当初「コミュニティと在宅医療のお話会」という名前でスタートした。専門職から地域コミュニティに向け「ご一緒できれば」と、呼びかけのスタンスからであった。

そこには在宅医療の話を入り口に、コミュニティの不可欠な存在となり寄り添うことができればとの思いもあった。

しかし、「コミュニティの話をしに来たのだが、、」「在宅医療の話ばかりだ」と勘違いされ、表現的に分かりづらかったのかもしれない。「コミュニティの方と在宅医療のお話会」が適切な表現であった。

3年前、参加者が一番の関心ごとである「介護」を表現に加え、名称を「在宅医療と介護のお話会」へ変更した。

また、その背景には地域コミュニティ・住民と専門職が「お話会」をするスタイルが浸透してきたこともあり、「わざわざコミュニティをつけなくても」の思いもはたらいた。

現在では、主催が地域、住民会へと移り運営方法が着地してきた。正に、住民と専門職が一つのコミュニティになってきた証である。

専門職が元気なうちから一人ひとりの思いに寄り添い、安心感を生み、暮らしの不可欠な存在になっていくグランドデザイン。

これから「在宅医療介護のお話会」は、より求められる機会が多くなる。
専門職と参加者が思いを確かめれる場は、次に家族・仲間と一緒に共有していくようつながっていく。実際、家族と一緒に参加される方もいる。

一人ひとりの思いは地域の思い。
地域の未来を見据えた、水戸在宅ケアネットワークの確かな足取りである。

#水戸在宅ケアネットワーク
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