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健築学

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にんべんのつく健築家
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2020年7月の記事一覧

バウハウス展始まる

バウハウス展始まる

バウハウス100周年を祝い、昨年から始まった巡回展「きたれ、バウハウス」。

4箇所の美術館を巡回し、本日から最終開催地・東京ステーションギャラリーで始まった。

個人的に思い入れのあるコミュニティであり、先に開催された地へ向かいたい気持ちだったが、ようやく東京ということで初日に鑑賞した。

学校に主眼を置き、選ばれた展示品は、学科のガイダンスのように分けられ、とてもわかりやすく、今でも迎え入れれ

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答え合わせをしたくなる

答え合わせをしたくなる

思いもよらないつながりに遭遇
独り言のように旧公衆衛生院の研究のことをSNSに上げていると、ある方から「懐かしく見ています」と伝えられる
(時節柄、ある方としかお伝えできない)
えっ?うわー!意外な言葉に感激
一年余り、勤務されていたとのこと
復原の様子を話しながら、我が家へお誘いするような気分になる
「行ってみたいですねー」
コロナ禍が収束して落ち着いてきたら、是非おいでいただきたい
一緒に歩い

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新国立競技場の残工事?

新国立競技場の残工事?

新国立競技場の外周西側1階では、フェンスの中で残工事が行われていた。
予定通りであれば10日が開会式。
こうした工事を、今時分に行う工程ではなかったのではなかろうか。
心なしかのんびりした手元に見える。
工事は、第18回大会の優勝者の名前の刻印。
1964東京大会の記録である。
縦約2m横約20mを少人数でコツコツと。
歴史、先達がいるからこそ次の大会が、、、大切なことではあるのだが。なんで今頃と

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フィールドワーク

フィールドワーク

スケッチブックと鉛筆を手に
旧公衆衛生院を半日かけて歩く
気づいたデザインを描いてみる
最初、なかなか手が動かなかった
どのよう描けばよいのか悩んでいるようだった
3つのシーンを観たくらいから、自然に手が動き始める
線に積極性が出てくる
写真を撮るだけでは気づきにくい
ディテールの一つひとつに意味がある
上手く描くことが目的ではない
しっかりと考えること
そして、手を動かすこと
PCとは違う脳の動

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