思いやりを育てる

子どもは、勉強・部活・塾・友達関係などの重荷にフーフー言っています。その上に「重い槍(おもいやり)」
テスト29点の子どもに「バカじゃないの!ゲーム禁止!」と責め罰を与えると子どもには、反発反感が芽生えます。その態度を見て「反抗的だ!」と親もイライラ!
親が「29点!がっかりだったね!」と思いやれば…「今度は、頑張るからね!」って、子どもから返ってくることも…。
「思いやり」の根っこは共感です。相手の喜びを喜び、悲しみを悲しむという心と心のスキンシップです。「思いやり」を育てるには、いっぱいの「思いやり」を与える事です。
大好きな親が、自分の悲しみに共感してくれたら、悲しみから早く立ち直れます。自分の喜びに共感してくれたら、喜びは何倍にも大きくなります。
親だって完璧ではない!なのに子どもに完璧を求めてしまう!コップに半分入っている水を「半分しか入っていない」と見るか、「半分も入っている」と見るかでは、こどもの心の成長が大きくかわってくると思います。
……寺子屋えん(燕・縁)教室通信2021年8月号から……

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