昭和と平成のゲームの集め方。 その27

(ゲーム交換編 その5)

連続更新です。

さて、ゲーム交換での問題点ですが、これは今となってはメリット・デメリット両方ある問題です。

3.価格格差
これが自分が考える”ゲームコレクション”に関しての一番の問題かと思います。
1番の”地域格差”とも根本的な問題が一緒なのですが、当時は気軽にインターネットに繋いだり他店の買取価格を調べるという作業がかなり困難なため(ネットに値段を公表していない店舗が多かった)秋葉原や日本橋、大須等の電気街と地方のハードオフ等のリサイクルショップの値段格差がかなり広がっておりました。

自分の記憶だと初めて”ゲームのプレミアム値段”を見たのは秋葉原に有った”ゼット”(後のメディアランド・現在のGEO秋葉原店)が初めてだと思います

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(こちらは”メディアランド”になってからの写真。”ゼット”のときは売り場の端っこに店員が万引防止のために台に乗って見張っていたり接客が横暴だったり。挙句の果てには「新品を持っていったのに傷が付いてると言われた」ということも有ったりであまり良い噂は聞きませんでした)

当時はファミ通に連載されていた鈴木みそ先生”あんたっちゃぶる”でも紹介されていたようにかなり高い値段をつけて販売しておりました。

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(”あんたっちゃぶる”より。でも他の方にも聞きましたが20万円ってのは多分勘違いしてないかとの指摘も。自分も見たことないです)

当時の値段の付け方としては
”面白いけどあまり目立たなくて本数が出てないゲームが高い”
という印象でした。このへんが今の”とにかくアクション系で当時売れなかったゲームを値段高くする”というのとちょっと違っておりました。
後、同じゲームであっても在庫一掃セールとかの値段とプレミア値段の格差が広がることもこの当時は多く見られました。

上記の理由が有り、ゲーム交換サイトを運営しておりましたが掲示板でこの”地域格差による値段格差問題”がかなり話の種(今で言う"炎上”)になることが多く、結局掲示板はあまり機能せずそのままグダグダになってしまい一度HPを閉めることになりました…。その前に自分があまりHPの更新をしなくなった事と、共同で運営しておりましたA君がゲームコレクターから引退すると言ってしまいそのままネット上で連絡が取れなくなってしまったのも有りました。

この当時は共同で三才ブックスの運営で開催されていたフリーマーケットに参加したりもしておりました。

(当時の参加写真。机にギッチリゲームと本体を並べてものすごい品数を誇っていました)

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そして一応旧HPは閉じましたが個人的に付き合いのあったメンバーとは秋葉原や各種イベント、そして自分が参加するフリーマーケットには参加していて挨拶や個人間のやり取り、連絡等は特に問題な無くまもなく立ち上げた新HPも問題なく運営しておりました。只、このへんから当時はまだ珍しかったSNS、”mixi”が運営を開始し、昔の仲間同士で色々意見を言う場が用意されたので自分のHPは一応終了ということでHPの更新は自然消滅いたしました。

そのHPが、今でも自分のサークル?名の由来である
”Game Trade Center”(ゲームトレードセンター)略称”GTC”
というHPでした。
今の自分の主催で開催しておりますフリーマーケットイベントの名前
”Game Trade Market”(ゲームトレードマーケット)略称”GTM”
はこちらが由来となっております。

(ゲーム交換編 その6に続く)


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