人口減少対策

人口減少対策?少子化対策?

今のバラ撒き政策で解決、改善するのだろうか?

子育て世代の声を聞いていると
「ライフスタイルを変えたくない」
「生活水準を変えたくない」
だから
「金をくれ!」
と聞こえる。

こども手当
児童手当
こどもを対象にしているようだが、
こどもを持つ親への給付である。

こどもにメリットは?

今は、奨学金という名を借りた、学生ローンで大学に通う人が増えているようだ。
私が、その世代の時に奨学金で大学に通う人は少数派であったと記憶する。

なんでそんな事になっているのか?

今の子育て世代って団塊の世代の子供たちで、いわばバブル期の恩恵をフル享受した勝ち組の世代の子供。

国も、企業も、国民も浮かれた時代。
その浮かれた親に育てられて、浮かれた子供たち。
あまり不自由も感じることなく育って、子を持つ事になって、"あれっ?"って感じなのか?

自分の子育ての時、年収700万くらいで、所得制限で児童手当不支給だったと記憶する。

所得制限なしの手当給付、結構なことだと思う。

一方で、こども食堂などが増えているようで、食べる事に困っているこどもが増えているようだ。

今の親に給付したところで、出生率が上がると考える理屈がわからない。
これからこどもを持つであろう世代に対策するならわかるが。

こどもも親もメリットがあるのは、公立教育の学費の無償化ではなかろうか?
その上で困窮するこどもには更に支援する。

義務教育も含めて私学進学への学費公的補助は、不要と考える。
ブランド品を買える人にお小遣いをあげるようなもの。

奨学金については、成績優秀、出席率などによって給付型にするなどの改革は、必要であろう。
それはそうと私の頃は、奨学金利用出来なかったけど、いつから誰でも奨学金、みたいになったんだろう?

脱線しているが、今言われている"異次元の少子化対策"
全く異次元ではなく、バラ撒き量を増やしているだけ。

意見
①公立教育の学費無償化
②学生の医療費無償化
③小学生までの学童保育の確保
④給付型奨学金の拡大
⑤貸付型奨学金の減免制度の創設
 卒業者へも遡及適用する。

親にこれ以上給付しても出生率は上がらないだろうし、こどもが幸せになりそうだとは思えない。
格差拡大を助長することにしかならないだろう。

⑤が一番効果的かもしれない。
負ってる借金が減免されたり、還付されるような制度設計すればいいから。

いずれにせよ、こどもがいることをトリガーにした親への給付一辺倒で、出生率の上昇と子供の幸せは得られないであろうと考るのは、私だけだろうか?

ご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?