大阪と神戸と淡路島でオタク旅行をした話　③尼崎の罠と有馬温泉

美味しいしゃぶしゃぶに大満足の私は、大阪駅に戻り、JR神戸線で神戸まで向かった。大阪での用事が早く終わって時間に余裕があったので、神戸市立王子動物園や神戸市立須磨海浜水族園など、本来予定に無かった場所に立ち寄ってやろうとか考えていた。その結果、たどり着いたのはこちらである。

【いや、ここどこ？】

もちろん神戸ではないし、動物園も水族館も無い。周りに見えるのは山ばかりである。訳が分からないので調べてみると、衝撃の事実が明らかになった。なんと、私が神戸線だと思って乗っていたものは、尼崎駅から福知山線という別の路線に直通していたのだ！そのまま神戸線に乗りたければ、尼崎で乗り換えなければならないという罠が隠されていた。地図で説明するとだいたいこんな感じ。

【海沿いを走るはずなのに山が見えてきておかしいと思った。】

罠っていうか私がちゃんと調べなかっただけなんですけど。皆も旅先での乗り換えには気を付けよう！

とにかく時間を無駄にしてしまったので、さっさと神戸に行かなければ。急いでルートを調べていると、途中に超有名観光スポットがあるのを発見した。どうせ今から神戸に行っても中途半端な時間になるので、そこに寄ることにした。

というわけで、有馬温泉にやってきた。標高が高いせいか、急に寒くなったように感じた。そこかしこに湯気が立ち昇り、ほのかに温泉の香りがして心地良い。夕暮れも相まって風情がある。

【川沿いに立ち並ぶ宿。温泉街っぽい。】

【源泉。湯気がすごい。】

また、お土産として有馬温泉名物「炭酸せんべい」を購入した。「炭酸」とは有馬温泉の炭酸泉のことであり、生地に使用されている。別にシュワシュワしているわけではない。軽くてフワフワした食感が特徴で、煎餅というよりも最中の皮に近い。美味しいのでオススメ。

ちなみに、温泉には入らなかった。

「は？温泉地に来て温泉入らないとか、乗り換えミスったショックで頭おかしくなったの？w(嘲笑)」とお思いの方もいるだろう。しょうがねーだろ。元々来る予定無かったから温泉入る準備なんかしてないし。先に述べた通りめちゃくちゃ寒かったし。足湯もあったけど激混みだったし。また今度ゆっくり入りに来ます。

有馬温泉の公式HPはこちら

③はここまで。④へ続く。