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山里亮太vs黒田みゆ、『DayDay.』を10倍楽しく見ることができる二人の「高山善廣vsドン・フライ」的な関係性

『DayDay.』が2023年4月3日に『スッキリ』の後番組としてスタートし、今年で2年目を迎えた。MCとしては武田真一、南海キャンディーズ・山里亮太、黒田みゆが抜擢され、現在も変わらず3人が出演している。

一見、和やかな番組かと思いきや、山里と黒田アナの関係性は実は複雑である。この二人に何があったか、その関係を表すエピソードについて今回はご紹介したいと思う。

なお、山里はその関係性を「トムとジェリー」かと思いきや、本気の殴り合いで死闘となった「高山善廣vsドン・フライ戦」になぞらえている。

「餃子の王将」での無視事件

発端となる事件は、2023年9月に起こっていた。『DayDay.』で餃子の王将について特集し、食べたくなった山里は汐留の餃子の王将に行ったのだという。山里の方が先に食べており、そこに黒田アナが日テレ社員を連れ立って来店してきた。そのことについて、山里は次のように語っている(*1)。

「ちゃんとその日に、生放送で見た美味しいものを(餃子の王将に)食べにてきて。悪口も言わない。100点だなぁと思って」

「で、俺も気を使わせちゃいけないし、ひっそりと帰ろうと思って。すーって帰って。で、今日だったんだけど。今朝、なんか会ったら『山里さん、王将いましたよね』なんて言うから。SNSでつぶやいたからね、それでも見たのかなって思って」

「『ああ、そうなのよ。っていうか(黒田アナも)いたでしょ?』って。『実は俺、隣の隣の席にいて。なんか悪口言わねぇかなと思ったら、言わないんだもん。聞きたかったよ』って言ってね。そしたら、『いや、知ってましたよ』って」

「『え?』『店入ったところから、見てましたよ』『おいなんだよ~そうだったのか、だからかぁケタケタケタ(笑)』みたいな感じで、穏やかに終わって」

こうした『Dayday.』直前の会話をしていたのだが、楽屋に帰ってふと山里はその会話のおかしさについて気づく。

「『え?じゃあ、シンプルに無視してない?』ってなって。日テレの番組のスタッフさんと、日テレの同じ人が、俺が店入って行くところもずっと見てて。で、隣にずっといるのも知ってて帰り際もずっと何も言わないで…シンプルに俺、無視されてんじゃんと思って、恥ずかしくなっちゃって、急になんかはしゃいだのが」

共演しているのにも関わらず挨拶もなく、「いないもの」とされて無視された山里。ここから山里vs黒田アナの火蓋は切って落とされる。

黒田イジリを密かに楽しむ山里

黒田アナは同僚との食事をフライデーされている。このことを受けて、黒田アナは『DayDay.』の中で武田アナにイジられていた。そのことについて、山里は次のように語っていた(*2)。

「斎藤巧さんがクイズでね、フライデーかなんかに写真を撮られた、と。お一人様焼肉みたいなのを撮られた、と。それを逆手に取ってあることをしたんですけど何でしょうかってので、正解は『その写真をTシャツにした』っていうクイズだったの。

「いやぁ、凄いなぁと思って。その時のブラック武田さんね。横にいる黒田さんに、『黒田さんもやったら』って言ってましたね(笑)黒田さん、一回撮られてますからね、付き合ってない人と(笑)」

「ブラック武田さん、面白かったですねぇ。オンエアに乗るか乗らないかの声で言っててね。その黒田さんも、普通に会社の先輩かなんかと飯食ってるところを撮られてて」

黒田アナの逆襲、福山雅治とのセッション事件

黒田アナは「無視する」といっただけでなく、山里に対して逆襲もまた行っている。その事件は、『DayDay.』テーマソングを福山雅治が手掛けることになり、その福山とそれぞれの楽器で武田・山里・黒田がセッションを行うことになった時のことである(*3)。

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