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品川祐、「番組MCとしての階段」を駆け上がることを許されなかった男の物語

2024年4月20日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』で、オードリーの若林正恭が、品川祐をゲストに招いた『あちこちオードリー』について語っていた(*1)。

「俺なんか結構グッと来ちゃって。…いや、すごい話だと思わない?先に言うと、今の庄司さんと今の品川さんで漫才やってて。で、元々は品川さんって漫才だと若手…っていうか、ずっとM-1とかファイナリストだった時は、品川さんボケなんだよね」

「でも、さすがに今、もう無理あるから庄司さんがボケになって、品川さんが言ってて。普通にこう会話のような感じでもやるしって。それで、だから品川さんはどうやったらこの雛壇にいて、MCのあそこまで行けるんだろうとかいう気持ちもあって、映画撮って」

「でも、なんか気づいたら監督なのに舞台挨拶で役者にイジられてる。役者に『ちょっと待ってくださいよ』って言ってて(笑)『あ、この距離は埋まらないんだな』と思った、と。MCまでの」

「で、映画をずっと作ってて、作品を5作、6作。Netflixで1位になったりしてて。今度、アメリカで撮る、と。で、そういう風になった品川さんが、日本に帰ってきてボケとツッコミを入れ替えて漫才やってるって、凄い話だと思わない?」

番組MCを諦め、別の道へ

2024年4月17日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』で、若林は品川に次のように問いかけている。

「急にこの2年で変わりましたよね。どう頑張ればいいのかっていう。色々になったな、本当にって思うっていうか。みんなどうしていくのかなって、ちょうど今日、思ったんですよ」

この質問に対して、品川は次のように答えていた(*2)。

「やっぱ凄いテレビにさえ出続けていればっていうのは、俺も若い時に思ってたし。この世界で勝ち残ればっていうのは、凄い思ってたし。ただ、自分が年とってきて、今51歳でしょ?もし最速で1年間で冠番組を持てたとして、52歳」

「それで何年テレビの一軍、MCとして活躍できるんだろうって思うと、それよりも机の上で考えて、みんなで作戦練って映画っていうのは、自分の年齢も踏まえて、自分の立ち位置を考えると…で、アメリカで撮れる、夢もある」

テレビ界での第一線でMCとして活躍するという野望は、自身の希望としては異なってきているということであろう。

映画監督、かつて抱いていた目論見

さらに、映画監督として成功することでの、かつての「目論見」もまた上手くいかなかったことについても、品川は語っていた。

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