明石家さんまが明かす、ビートたけしが『27時間テレビ』で愛車を破壊した企画の裏側とその後

2024年3月9日放送のMBSラジオのラジオ番組『ヤングタウン土曜日』で、明石家さんまがビートたけしに愛車を「破壊」される『FNS27時間テレビ』での伝説的な企画の裏話について語っていた。

この企画が行われたのは1991年7月に放送された第5回『FNSスーパースペシャルテレビ夢列島』でのことである。現在『FNS27時間テレビ』として継続されているが、当時は『FNSスーパースペシャルテレビ夢列島』の名称で放送されていた。

ビッグ3のゴルフ対決から発展し、さんまの愛車であるレンジローバーを使って、ビートたけしが「車庫入れを見せてやる」と言い出し、結果的にブロック塀でつくられた車庫に何度となく激突させていた。

結果、さんまのレンジローバーは見るも無惨な姿となってしまう。この企画が行われた裏側について、さんまは次のように語っている(*1)。

入念な打ち合わせとさんまの覚悟

「言うときますけども、前もってもちろんネタ打ち合わせをして、こうする、ああするって言ってやったんですけども。みんながさんまの車をどうのこうのとか、どんだけ高いもんでどうのこうのとかえ言うねんけど、あれ修理費50万なんですよ」

「セット組むと何百万なんですよ。そう思うと、物凄く…まぁまぁ、俺がOK出して、俺の車でそのセット台も浮かぶから。放送局が出してくれるんですけども」

当然のことながら、ドッキリではなくフジテレビ側と入念な打ち合わせを行い、さんまも同意してその上であの企画が実現している。

だが、当時まだ結婚していたさんまは、帰宅して大竹しのぶから大激怒されてしまう。