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山里亮太に「和解」の二文字はない、品川祐との共演拒否事件

2011年2月、山里亮太は恵方巻きを咥えて嫌いな先輩芸人の名を叫んだ。その先輩というのは、品川庄司・品川祐であり、大きな波紋を呼んだ。後に「恵方巻き事件」として、この一件は語り継がれることになる。

この事件自体は非常に有名であり、イジられると山里自身も「自分の口では言いづらいから、検索してもらってもいい?」などとネタにしている。だが、実は注目すべきはこの「恵方巻き事件」ではなく、後の山里の対応であると私としては思っている。

「恵方巻き事件」の発端

まず、品川祐のことを嫌いになる発端となるのは、『リンカーン』での共演である。M-1 グランプリ2004で南海キャンディーズが決勝に進出し、番組出演も増えていった。そこで山里は「キャラ作り」に必死となっていた時期であり、「おかっぱ赤メガネ」がトレードマークとなっていた。

松本人志も「何なん?その頭。何の副作用やねん」などとイジっていたのだが、山里は上手く返すことができなかった。その後、カメラが止まったところで品川は「凄いですねぇ。やっぱり売れてるポッと出の人って、ああやって先輩が面白いこと振ってくれても、スベっても平気なんですね。いやぁ尊敬します、握手してください」などと絡んできたのだという。

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