【2024年4月更新】高速道路地図〜北海道
北海道には、札樽自動車道、道央自動車道、道東自動車道、後志自動車道の4つの高速道路と、深川留萌道、旭川紋別道、日高道、帯広広尾道4本の高規格道路(将来も、いわゆる「高速道路」という立場にはならない道路)がある。
ところが高速道路地図の最盛期には、道央道の名寄方面や道東道の根室方面が開通しなかったため、旭川〜函館、かろうじてギリギリに釧路の一部が入り込んだマップが出されている。これは現在でもHighway Walkerで毎月更新され続けているので、「地図の継続」という観点から作る必要もないため、ちょっと遊び感覚で編集をしてみた。
札幌は190万人都市なのに都市高速道路がいまだにない。現在、札幌北インターから札幌駅までの創世川の下にトンネルを掘って、中心部への出入りだけのための高規格道路を作っている。しかし、実際札幌市南部方面のアクセスは、関越道と東名高速の間のエリアほど高速移動ができない地域で、福岡のように南からもぐるっと回る道路があったらどれだけ便利かと思う。
※2023年追記 札幌の外周高速道路の話が6月に公の議題に上がったらしい。
札幌オリンピックの古い時代にできた高速・札樽自動車道は、将来倶知安を通って札幌・函館の近道を作ろうとしていた構想はあったのだろうが、いかんせん小樽インターチェンジの場所が悪すぎて、本当にそこから倶知安へ伸ばそうとしたのかと思えてしまう。以前は、(観光地になる前は)小樽運河は埋めてしまうつもりだったのだからそれもアリだったのかもしれない。あそこはもうそのまま館山自動車道の木更津南の先(以前は本線だったのに支線になってしまった)のように、単なるインター取り付け道路にしてしまい、「小樽JCT」を「小樽IC」か「小樽東IC」にしてしまったほうがいいのではないかと思う。「木更津南インター」にあたるものが「朝里インター」でいいのではないか?
そして札幌JCTから西を全て後志道と呼ぶべきと思う。「本線」は札幌方面から小樽塩谷方面。倶知安まで延伸したら、「札樽道で小樽へ行く」のではなく、「後志道の小樽でおりる」でいいのではないだろうか。