見出し画像

観測史上で最大透明度 世界一の湖

"現在、世界で最大の透明度を誇る湖はロシアのバイカル湖ですが、観測史上で最大透明度世界一の湖は実は日本にありました。

それは北海道の弟子屈町にある摩周湖です。霧の摩周湖が有名なように、深い霧が立ち込めることが多くおかげで世界一の透明度を誇る湖の様子を確認できないこともしばしばあります。

しかし、晴天のときには湖の底まで見えそうな美しい光景を目の当たりにすることができます。現在でも透明度はバイカル湖に次ぐ世界二位ですが、1930年の調査では41.6mの数値を記録して世界最高記録となりました。

その後は水質の悪化などもあり、年々数値は低下をしていき2004年度には19.0mと20mを切っています。湖の透明度をはかるにはどのようにして行っているのかといえば、至ってシンプルで直径30cmの白い板を水に沈めていき、肉眼で距離を確認するというものです。シンプルな方法故に41.6mという数字がいかに凄いものかがわかるでしょう。"

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?