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京王線刃物男と昨今相次ぐ通魔事件

このところ日本では考えられないような通り魔事件が続いています。
まとめましたので、見ていきましょう。

▷ 京王線刃物男「小田急事件参考にした」 17人搬送

31日午後8時ごろ、東京都調布市の京王線国領駅付近を走行していた電車内で「刃物を持った男がいる」と110番通報があった。男は、車内に油のような液体もまいて火を付けたという。警視庁捜査1課や東京消防庁によると、10~70代の男女17人が負傷するなどして搬送された。このうち刺された70代の男性が意識不明の重体。警視庁は殺人未遂の現行犯で男を逮捕し、調布署に捜査本部を設置した。


捜査本部によると、男は自称、住所・職業不詳の服部恭太容疑者(24)。「2人以上殺して死刑になりたかった。(今年8月の)小田急線の刺傷事件を参考にした。誰でもよかった」などと話しているという。捜査本部が犯行状況などを調べている。

電車は京王八王子発新宿行きの上り特急(10両編成)で調布駅を出て明大前駅に向かっていた。服部容疑者は3号車に乗っていて座っていた70代の男性の右胸を刃物(刃渡り約30センチ)で刺した。その後、5号車でペットボトルに入れていた液体をまいて、ライターで火を付けたという。シートなどが燃えたが消し止められた。

服部容疑者は刃物は通販サイトで購入し、液体はライターオイルと説明。「小田急の事件では、サラダ油で火がつかなかったからだ」と供述している。

電車は緊急停止ボタンが押され、国領駅で停車して乗客が避難した。

※産経新聞 2021年11月1日


▷ 小田急線刺傷事件 犯人宅の近隣住民の嘆息「またこの街から…」


 日本中が恐怖に包まれた。8月6日夜、東京都世田谷区の小田急線車内で乗客10人が切りつけられた事件で、対馬悠介容疑者(36)が殺人未遂容疑で逮捕された。

 犯行当日、対馬容疑者は神奈川県内の自宅から牛刀やナイフなど複数の刃物を持ち出し、最寄り駅から小田急線に乗車。登戸駅で新宿行きの快速急行に乗り換えて凶行に及んだことが分かっている。

 対馬容疑者の一連の行動に、「2年前の“悪夢”が蘇るようでした」と話すのは、ある全国紙社会部記者。

「2019年5月、川崎市の私立カリタス小学校の児童20人が殺傷された事件です。あの通り魔事件の容疑者、岩崎隆一(51・犯行後自殺)も対馬容疑者と同じ駅から小田急線に乗車し、登戸駅で降りて犯行に及びました。奇しくも2人の連続殺傷事件の犯人がほとんど同じルートをたどっていたのです」

 岩崎容疑者は小田急線に乗車する前、当時の自宅から包丁2本を持ち出して犯行現場に向かったが、その家も対馬容疑者の自宅からすぐ近くの場所にある。

「徒歩10分ほどの“ご近所さん”で、最寄り駅も同じです」(同前)

 事件を受けて、近隣住人が嘆息する。

「ニュースで対馬容疑者の自宅を見て、“またこの街で凶悪犯が出たのか”と、暗澹たる気持ちになりました。

 平和で治安の良い街なので、こういう事件が起きるのは地元住人として本当に辛い」

 事件が与えた衝撃はあまりにも大きい。

※週刊ポスト2021年8月27日・9月3日号

▷ 川崎カリタス小殺傷犯の親族が告白「彼の弔いはできない」

“51歳ひきこもり男”が川崎市・登戸駅前で私立カリタス小学校の児童と保護者ら20人を殺傷した事件。殺人や殺人未遂などの容疑で書類送検された岩崎隆一容疑者は11月8日、被疑者死亡で不起訴処分となった。

 事件直後から注目されたのが、岩崎が小学生時代に両親の離婚後で伯父夫婦の元に引き取られ、伯父夫婦の子供(姉弟)とともに育てられたという環境だった。

 岩崎が犯行時まで住んでいた伯父夫婦の家を訪ねると、誰かが暮らしている気配もなくなっていた。近隣住民は「ご夫婦は、介護施設に入られたようです」と語る。

 これまで沈黙を続けてきた岩崎の従姉の女性を訪ねると、夫が代わって取材に答えた。

「(岩崎)隆一くんのことは、何回か会っただけで、あまり記憶にはないんです。会えば普通にあいさつはしますが、会話はあまりしていません。

(事件については)何も話はしないようにしている。(妻が)あちらの家の中のことは話したくないようでした。ひとつだけ気になったのは、(岩崎が)ちょっと精神的に弱かったということですね。もしかしたら繊細すぎて、おかしくなったのではないかと思いました」

 年の瀬、岩崎の弔いはしたのかと記者が尋ねると、こう語気を強めた。

「それはないです。できないでしょう。亡くなった人のことを考えれば」

 岩崎の遺体は誰が引き取ったのか。神奈川県警に尋ねたが「警察が答えるものではありません」(広報県民課)と言うのみだった。

※週刊ポスト2020年1月3・10日号

▷ 京アニ放火殺人・青葉真司容疑者の自宅家賃が払われ続ける謎

 死者36人を出した京都アニメーション放火殺人事件から5か月が経過したが、青葉真司容疑者(41)の逮捕には至っていない。

「事情聴取は11月から開始されているが、全身火傷で生死の境をさまよっていたこともあり、回復を見ながら逮捕に踏み切る予定だ」(全国紙社会部記者)

 動機などの解明がなかなか進まないなか、宙に浮いたままとなっているのが青葉容疑者が事件当時に住んでいたアパートの“処遇”だ。事件当日夜、報道陣が殺到し、幾度となく住民のインタビュー映像が流れた“現場”では、現在も青葉容疑者の部屋はそのままだ。オーナーの親族が語る。

「部屋は居住支援会社との法人契約になっています。会社から、家賃がいまも振り込まれている以上、こちらからは何もできません」

 居住支援会社とは保証人を立てられない人に代わり契約を行なう法人だ。

 当該の居住支援会社に家賃を払い続けている理由を訊くと、「個人情報で答えられない」としたうえで、「あくまで一般論として」と前置きして説明する。

「法律上、逮捕された場合でも、本人と面会し、解約書面をもらわない限り解約はできません」

 今後、解約が成立した場合の部屋の扱いについて、前出のオーナー親族は、「部屋で事件が起きていないため、“事故物件”の告知の必要はないと考えています。事件後、部屋に入れていませんが、修繕して賃貸に出す予定です」と話す。

 ただ、いつになるのか、目途は全く立っていない。

※週刊ポスト2020年1月3・10日号


▷まとめ

また選挙当日に事件が起きてしまいました。
このようなテロ行為は本当に恐ろしいです。
日本人は危機管理意識が弱いので、逃げ遅れてしまう人も多いと思います。
事件になる前に状況把握をしっかりして、逃げることが出来るようにする必要がありますね。

そのほか昨今起きているテロ事件は不可解な点が多いです。

一つ一つの事件の原因や意味をしっかりと考え、対処していく必要があるのでは無いでしょうか。


信じるか信じないかはあなた次第です。


▷参考

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