厚生労働省発表のファイザー製mRNAワクチンの副作用報告について
本日は厚生労働省より発表がございました「予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告状況について」令和3年4月23日訂正版についてご報告させて頂きます。
1.医療機関からの副反応疑い報告について
2021年2月17日〜2021年4月18日まで
▷推定接種者数(回数) 1,930,111回
▷副反応疑い報告数 3,298件
▷内重篤報告数 417件
▷内死亡報告数 10件
▷アナフィラキシー発生件数 492件
2.性別報告件数
副反応としては女性の方が多い傾向にあります。
▷副反応疑い報告数
男性 570件 女性 2,723件 不明 5件
▷内重篤者数
男性 66件 女性 349件 不明 2件
▷内死亡報告数
男性 5件 女性 5件
3.年齢別報告件数
40代が929件と最も多く次いで2番目に30代の836件、3番目に20代の754件と
若い世代にも多くの副作用が見られます。
4.副作用発症までの期間
ワクチン接種初日が最も多く、2、3日以内に発症する事象が見られます。
副作用として多い症状は下記です。
アナフィラキシー反応、発熱、悪心、嘔吐、倦怠感、喉頭刺激感、頭痛、動悸、めまい、湿疹、そう痒症
また重篤なものとしては
脳梗塞、心不全、神経障害(顔面麻痺、末梢神経障害など)、知覚異常、血管迷走神経反射(失神)等があげられます。
5.新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例
現在までに10件のワクチン接種後の死亡報告がありますが、現時点では因果関係は認められていません。
気になる死亡例としては
▷26 歳の女性
基礎疾患 無し 死 因 等:脳出血(小脳)、くも膜下出血
▷37 歳の男性
基礎疾患 花粉症 死 因 等:心肺停止
いずれも、ワクチン接種後帰宅し自宅にて死亡が確認されています。
新型コロナワクチン(コミナティ筋注、ファイザー株式会社)接種後に死亡として報告された事例の一覧
(令和3年2月17日から令和3年4月21日までの報告分)
以上となります。
アナフィラキシー症状が出るまでの時間には個人差があります。
また、アナフィラキシーは、一度おさまった症状が再びあらわれることもあります。※二相性反応
「おさまったから大丈夫」と安心はせず、異常を感じたらすぐに病院で診断を受けることをおすすめ致します。
アナフィラキシー症状が出てもすぐに気付いてもらえない一人暮らしの方は特に注意が必要と考えられますので、十分にご注意ください!!
▶︎索引
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18196.html
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000772190.pdf
https://allergy72.jp/anaphylaxis/symptom.html
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