コロナより地震の方が100倍怖い
2020年4月12日(日)午前0時40分頃に茨城南部を震源地とするマグニチュード5.1の地震があった。
東京23区は震度3のようだ。
世間は相変わらず新型コロナで騒いでいるが、一度冷静になって考えてみよう。
新型コロナの死者数は、2月に日本で初の死者数が確認されてから約2ヶ月間で100名程度。正直言うと、あるウイルスによる死者数で、2ヶ月間での死者が100名というのはそんなに多い方ではない。例えばインフルエンザだと冬の2ヶ月間だけで数千人の死者を出す年もあるくらいなのだ。
もちろん今回のウイルスは「新型」ということで注視はしなければならないのは事実だが、今のマスコミの現状としては、世の中の死因の全ては「新型コロナ」によるものだと言わんばかりの報道だ。
もっと全体を見てほしい。
最近の日本では年間130万人もの人が死ぬ。2ヶ月あればざっと20万人の人が亡くなるのだ。
そのうちの100名程度の命だけを取り上げて、他の要因で亡くなった人のことはほとんど無視しているというのもいかがなものか。
それにこの国は地震が頻発する国だ。
大地震が起こると一瞬で1万人くらいの命が失われることだってある。実際、2011年3月11日の震災では発生から2ヶ月の時点で、既にその死者数は1万人を超えていた。ということは、同期間で新型コロナの100倍以上の命が奪われたことになる。
つまりは、大地震の方が新型コロナウイルスの100倍怖いのだ。
そして、いくらウイルスによって国民が困難に直面しているからといって、大地が躊躇してくれるわけもない。また本当に今、大地震が起こった場合、避難所でのクラスター大量発生は容易に想像できる。
それはまさに地獄絵図だ。
この国は「地震大国」であることを改めて心に留めて方が良い。
そしていざという時の出来る限りの備えをしておくべきである。
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