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海外不動産を探したい!インドネシアでの物件の探し方は?

海外の不動産で物件を探す際、外国人の賃貸契約について、不安要素はたくさんありますよね。

本記事ではインドネシアでの物件の探し方や注意事項、実体験なども含めお役立ち情報を詳しく紹介していきます。

インドネシアは物件も安く、治安も良いので近年移住する人や、海外不動産の投資先として注目する人も増えています。

きちんと手順を踏めば、トラブルや詐欺を回避出来ますので安心して移住が出来るので、しっかりと読んで実際に物件を探す前に知識として頭に入れておきましょう。

インドネシアの物件の探し方

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インドネシアでは、外国人の土地の所有は認められておりません。

インドネシア人の名義を借りることができれば、土地の所有も可能ですが、その他は土地を借りた上で家を購入するか、賃貸物件を利用するという事になります。

物件を探す方法は主に3つの方法があります。

①不動産仲介業者に紹介してもらう


ジャカルタなどの都心部には、きちんと不動産仲介業許可を取得している日系の不動産会社が存在します。

もし可能であれば、こちらの日系会社のような日本人スタッフが在住していたり、サイト内に日本語の表記があるような、日系の不動産会社を選択するとベストでしょう。(http://www.pkpi.net/jp/)


ここで気を付けなければならないことは、資格を持ってなくても個人で仲介している人です。

このような個人仲介の場合は、契約の書面がきちんとしたものでなかったり、後々トラブルに発展する可能性があるので気をつけなければなりません。

その事を踏まえ、個人仲介人より費用は多少高くなってしまいますが、資格を取得している法人にお願いする方が無難です。

②直接交渉

物件を探す方法として、物件を所有しているオーナーと直接交渉する方法も珍しくありません。

インドネシアは下記の写真のように「入居者募集」「売物件」など看板が出されていてこの番号に直接連絡し、交渉という流れになります。

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契約書もきちんと法律に従って作成すれば、外国人名義でも問題ありません。

但し初めに連絡した際に外国人だとわかると、ローカルより高い金額を言われてしまう可能性があるので、まずはインドネシア人に連絡とってもらった方がいいでしょう。

③ネットで物件を探す

OLX(eコマース)というサイトで、物件紹介されています。

https://www.olx.co.id/

地域、金額、条件など細かく絞り込んで検索ができますので時間がない時などには便利です。

但し掲載されている物件の中で仲介業者が紹介している物件は、その業者側が仲介資格を持っているか確認しましょう。

タイプ別・不動産の探し方

・所有オーナーとのトラブルを避けたい場合▶︎仲介業者

・時間がない場合や、やり取りをできるだけ簡潔に済ませたい場合▶︎仲介業者かネット

・費用を抑えたい場合▶︎所有オーナーと直接交渉

上記のように、それぞれ重きを置きたいポイントによっても、探し方は人それぞれ異なってくるでしょう。

最初のうちや慣れていない場合は、ネットや仲介業者を挟む方法がおすすめですが、インドネシアは家を持っているオーナー側が年配の方も多く、掲載されていない物件や仲介業者が介入していない物件がとても多いことも現状です。

交渉に慣れている友人がいたり、信頼できる現地の友人がいる場合は、直接その場に足を運んで看板が出ている物件を探す方が、いい物件に巡り会える可能性は高いかもしれません。

インドネシアでの物件を探す際の下見の重要ポイント

気になる物件が決まれば、次は下見です。

日本では引っ越しシーズンや遠方から引っ越す際に、ネットだけで内覧し物件を決めるという方法も珍しくありません。しかし、海外不動産を投資目的ではなく移住目的で探す場合には、インドネシアに限らず実際に下見をした方が、トラブルを最小限に防ぐことができるのでおすすめです。

次に物件の内覧でチェックしたほうが良いポイントをご紹介します。

雨漏りしていないか注意
インドネシアには雨季があり雨漏りする家もよくありますので、まずは雨漏りしていないか天井を確認してください。

更に心配な人は、雨が降っている時に下見に行き実際の様子を確かめた方がいいです。

また、近年は毎年洪水被害が相次いでおります。

近所の排水事情も確認しておくと安心して住むことができるでしょう。

イスラム教の礼拝所が家の付近にないか注意

イスラム教を信仰している人たちは、朝4時頃からイスラム教の礼拝堂でお祈りを始めます。

その際に礼拝堂付近に住んでいる場合は、礼拝堂から放送が大音量で聞こえてきてしまいす。

気になる人は、自分が住む家の近くにイスラム教の礼拝堂が近くにないか下見の際に確認しておきましょう。

近隣の治安について確認しておく

インドネシアはそこまで治安は悪くないのですが、残念ながら場所によって路地裏など暗い所でひったくりなどの犯罪が発生する地域もあります。

しかし、マンションや外国人が住むような住宅街などには必ず24時間セキュリティがついてます。

更に、地域の人たちがボランティアで夜中集まり、セキュリティをしているような地域もあるので、ポイントとしては以下の条件を確認しておくといいでしょう。

・マンションや住宅街にセキュリティがいるか

・地域の人がボランティアでセキュリティをしてくれているかどうか

・大通り以外の裏路地(細い道など)は危なくないか

こちらを中心に確認するといいでしょう。

更に補足すると、内覧は数回に分けて雨の日と夜に行くとその地域の治安について直に触れることができます。

夜は家で過ごされると思いますので、その地域の人通り等だけでなく、近所の騒音なども併せて確認しておいてください。

詐欺には注意!!インドネシアで物件を探す時に気を付ける事

日本人がインドネシアで最も被害にあっている詐欺は、不動産詐欺と言っても過言ではありません。

そして残念な事に、インドネシア在住の日本人が日本人を騙すケースもあります。

飲み屋などで見ず知らずの人に直接不動産投資の儲け話をされたら、詐欺を疑っても良いかもしれません。異国の地では日本人同士という条件だけで、すぐに信頼してしまうかもしれませんが、日本ではなく海外にいるという事を頭の片隅に入れておいて下さい。

そのようなトラブル・詐欺を未然に防ぐために、

回避方法を順番にご紹介していきます。

名義貸しには注意

不動産詐欺第1位が、「名義を貸してくれたインドネシア人に裏切られる」です。

前述したように外国人は土地を所有できません。

ですので、インドネシアの国籍を持つ人から「私の名義貸してあげるよ」という話や「私の名義で買って、儲けは半分しよう」など持ち掛けられることもあります。

もちろん中には親切心から提案してくれる人もいますが、出会ったばかりであまり親交がない人は要注意です。

また、向こうに詐欺をしようという気持ちがなくても、途中で意見が代わり追い出される可能性もあります。

どちらにせよ、契約上の名義を現地の方に借りた場合、自分の名義ではない為、裁判を起こそうが何をしようが所有権はその人にあるのでご注意下さい。国によって、カルチャーの違いによる意思疎通や距離感などの違いから、不仲になる可能性は大いにあり得ることですので、相手の人間性については慎重に見極めましょう。

契約更新の際も注意が必要

日本では修理が必要な際、住居者側が故意に壊した訳でなければ、本来はオーナー側が修理することが多いでしょう。

しかし驚くべきことに、インドネシアではオーナー側が「修理してくれたら家賃や更新料を安くする」など上手い事を言い、全部綺麗になったタイミングで次からは契約更新させてくれない悪徳なオーナーもいます。

契約を更新させてくれた場合でも、家賃を倍以上に値上げしてくることなども珍しくありません。

お店などを借りる場合は、2年契約など短いスパンで契約した場合、改装費用にかけたお金の元が取れぬ間に追い出される可能性があるので特に注意が必要です。

このような事を防ぐ為にも、Barなどの外国人オーナーは契約の際、10年〜20年などの長い期間の契約で借りています。
それだけではなく、長く借りることができれば、現在経済が急成長しているインドネシアでも、家賃は契約時の物価の金額なのでお得です。

注意はしても実際に詐欺にあってしまったら…

実は筆者も、前述したように、修理、改装した後に契約更新出来ないという被害に遭いそうになりました。

被害に遭う前におかしいと思い、インドネシアで法律関係の仕事をしている人に相談すると、2年後契約更新しないと言ってくるか、家賃をかなりあげてくる可能性が強く推測されるとの助言が。

結局この物件に関してはキャンセルしましたが、家賃は既に一括で払った後だったので、キャンセル料として、最初に払った金額は半分しか返ってきませんでした。

この時は被害に遭う前に回避したので、実際に詐欺目的だったのかきちんとした事実確認は取れていませんが、日本人女性が紹介してくれた物件でした。

その時は気づけませんでしたが、もしかするとその日本人女性も私を信用させる為に利用されていた可能性も高く、「大損する前に気づけてよかった」と、「高い勉強代だった」と思い、ぐっとこらえております。

不動産詐欺の多くは実際に被害に遭ってしまった後は、悔しいですが泣き寝入りするしかない場合も多いので、とにかくこのような被害に合わない為にも、契約の前に周りの信頼できる人たちに相談したり、契約書を細かくチェックしましょう。

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インドネシアでは、外国人が土地を所有できない為、インドネシア人の名義を借りる方も多数いらっしゃいます。

もし、インドネシアの人の名義を借りるのであれば、きちんと書面上での契約書などを交わし、事前に決め事をしておくことで、大半のトラブルは回避出来ます。

もちろん、名義を借りるようであれば信頼できる方に。

詐欺などの話もありますが、インドネシアではきちんと手順を踏んでいれば基本トラブルに巻き込まれる事はなく安心して海外移住が出来ると思います。

セカイの住まいでは、海外でも安心して不動産の売買や賃貸がスムーズにできるよう、サポートしています!

気になる点などございましたら、サイト内のチャット機能、もしくはLINE公式アカウント(https://lin.ee/M5Pw6qP)よりお気軽にお問い合わせ下さい!

海外移住が実現するように応援しています!

最後までありがとうございました。


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