【移住ストーリーvol.001】〜大人の楽園〜ラスベガスでの海外生活 (C.Tさん・女性)
″ラスベガスへ8年前に移住されたC.Tさんにインタビューをお願いしました″
セカイの住まいでは、実際に海外に移住された「先輩海外移住者」にフォーカスして、なぜ海外へ移住することになったのか、貴重な体験談を取材しております。
どのような経緯で海外へ興味を持ち、実際に移住することになったのか。一人ひとり違う移住のストーリーをご紹介しています。
【今回ご紹介する先輩海外移住者】
C.Tさん(女性) 国:ラスベガス 移住歴:8年
--ラスベガスヘの移住はどんなことがきっかけだったのでしょうか?
元主人がマイケルジャクソンのそっくりさんとダンサーで日本を周ってまして、2010年ごろに彼のショーを観に行ったのがきっかけで知り合いました。
2年ほどお付き合いをしていた時に、アメリカのラスベガスへの帰国が決まり、一緒に来て欲しいということで移住することになったのがきっかけです!
--いつ頃から海外移住ヘ興味をもっていましたか?
父が米軍基地内で働いてたこともあり、小さい時からアメリカには興味を持っていました。
--移住するにあたって、お仕事での不安はなかったのでしょうか?
まだ移住したのが20代の頃で何も考えておらず、怖いもの知らずでした。
仕事の不安というよりも、今まで経験したことがない未来が待ってると思うとワクワクして、早く日本の仕事を辞めてアメリカに行きたいとばかり当時は思っていました。
しかし、当時結婚していた元主人と離婚裁判を起こすなど移住してまもなく波乱万丈生活がスタートした為、語学力のなかった私には戸惑うことが多く、英語をもっと勉強しておけば良かった…と、ものすごく後悔したのを覚えています…(笑)
--いつ頃移住されたのでしょうか?
2012年にラスベガスに移住し、早いもので今年で丸8年が経ちます!
--ラスベガスヘの移住にあたってどのように物件を探されましたか?
当時、元主人がアメリカに帰国したばかりで、彼は義兄さんと一緒に一軒家に住んでいたので、最初はそこでルームシェアさせていただき、落ち着いてから自分たちで物件を探しました。
--移住についてご家族の反応はいかがでしたか?
私の家族は、私が言い出したら聞かない性格を十分に知っていましたし、母も昔は留学に憧れていたようで、特に反対もされず「いってらっしゃい~!!」という感じで送り出されましたね。
--現地のコロナ事情について
ラスベガスは特に観光業が盛んな街なのでかなりの打撃を受けています…
今ではほとんどのホテルが週末しかオープンしていません。薄暗いラスベガスというのはなんだか不気味なものです。
私は、ラスベガスのフォーシーズンズホテルに勤務していたのですが、コロナの影響で3月末から休業することになりました。毎月ホテル側から現在の状況が送られてくるのですが、業績はかなり悪く、勤務が再開できるのも来年になると思われます。政府からは毎週失業保険(今までの年収ベースで皆さん金額が変わります)が支給される為、毎月働いていた時の1/2程度の金額を頂いています。
--どのように物件を探しましたか?
・物件を探す方法について
物件はアプリやオンラインで、アジア人コミュニティに近く、治安がいいところを中心に大まかな見当をつけました。
ラスベガスは危険な場所と安全な場所の差がかなり激しく、危険な場所ではよく銃犯罪、殺人、強盗など頻繁に起こります。
そういった場所は海外や他の州から来た場合とてもわかりにくいので、土地勘のあるローカルのお友達に手伝ってもらいました。
・内見の対応などはどんな感じでしたか?
その当時は英語があまりできず、一人だと不安だったので、土地勘のある友人について来てもらいました。(その時の友人が現在の主人です…笑)物件担当者の対応は特に悪くなく、親切だったと思います。
・日本人が契約するときの注意点
まずはクレジットスコアが良くないと相手にしてもらえないので、入居前までにクレジットスコア確認をしたほうが良いです。又、銀行にて3か月分の明細と、お給料が会社から振り込まれている証明書発行の手続きをする必要があります。
・物件探しで注意したほうが良いこと
危険地帯の区別は必ず注意することは絶対です!!
またラスベガスの物件は、大体2~3階建ての建物で、ほとんどのアパートメントにプール、ジム、
レクレーションエリアがついています。そのような場所が清潔に保たれているか、どの様な人たちが住んでいるのか、郵便受けのセキュリティはしっかりしているのか、警備員は在籍しているのか、入居者しか入れないようにゲートがあるのかということなどを細かくチェックしたほうがいいと思います。
・こうしておけばよかったと思ったこと
契約の時に書類にサインするのですが、特にしっかり読まずにというか英語が読めずにサインしてしまいました。退去時のときに更新日が2年後だということがわかったのですが、私が退去したのが1年と8か月位だったと思います。更新日より前に退去すると日本円で18万円くらいの罰金を取られることを退去日付近に知り、契約書にしっかりと目を通すことは大事だなと痛感しました…(涙)
--移住してみて感じた事をそれぞれ教えてください。
・移住して感じた魅力的な点
ラスベガスは“大人のディズニーランド”と言われる位、一晩中楽しめるショッピング、ナイトクラブやカジノ、ショーなどがありキラキラと華やかな街です。ストリップ通り辺りはエッフェル塔、自由の女神、ベネチアの風景、ピラミッド、お城等々があり世界旅行をしている気分も味わえます。
又、世界から人が集まる街なので、他のアメリカの州に比べると有名なシェフがレストランを構えていることが多く、食事も美味しいですよ!
ラスベガスならではのお話しだと、当時私はローカルのネイルサロンのマネージャーをしていたのですが、ある日ボディガードを連れた男性が来店されて、ペディキュアの施術を依頼されたんです。サービスに大変ご満足いただけた様で、チップを16万ほど頂いた上に、隣の携帯屋さんでiPhoneとApple Watchを購入してプレゼントしてくださって…
チップの金額にしては多額だったので何事かと当惑していると、どうやら1000万ほどカジノで勝った帰りだったとのこと!!結果納得して気持ちよく頂戴しました(笑)
後にも先にも、この金額のチップをもらったことはないので強く印象に残っています。
・便利に感じる点
私はショーが好きなので、ラスベガスでは遠出しなくても世界一のショーが気軽に観れるところが気に入っています!
レストランやショッピングも大体のものは揃っているので、生活圏内が広すぎず便利ですよ!また、治安問題で不安に思う方もいらっしゃるかと思いますが、カジノがあるのでホテル内にはかなりの人数の警備員が在籍しているので、安心感があります。
・不便に感じる点
私は海が好きなのですが、一番近くの海まで4時間かかります。
又、乾燥が酷いので保湿が欠かせません。保湿をしないと足の脛など粉が吹いてしまう上に、夏は最高気温が45度以上になることが結構あるので、プールで遊んだり外を歩いたりすると熱射病になりかねません。その為、夏場の外出時間は早朝または夕方の時間帯のみとなるので、その点は不便ですね。
・遭遇したトラブルについて
トラブルというのかわかりませんが、夜家に居ると銃声が聞こえることがしばしば…
当初は驚きましたが、現在ではそれにも少し慣れて、「銃声なのか花火の爆発音なのかわからないなぁ~。…きっと花火だろう!!」と思い込むようにしてます…笑
一番のトラブルで思い浮かぶのは、元主人との離婚裁判ですね笑。
グリーンカードを取得したばかりの6か月も経たない頃に離婚を決断し、弁護士に依頼しました。通常グリーンカード取得後3年間は婚姻生活がないとグリーンカードは剥奪され、日本に帰らないといけません。英語をしっかりしゃべれない私が法廷に立ち、手をあげて「私は真実のみ語ります」みたいなことを言わないといけないのですが、それすらも訳がわからず大変でした。また、書類の準備も大変でした。その当時は、ハワイに仕事をみつけてラスベガスから離れていたのですが、証拠書類が足りないということでラスベガスに戻ることになり、この時も今の主人と職場の同僚に助けられて乗り越えられたと思っています。やっとの事で離婚成立するも、しばらくは自暴自棄になり、友達とクラブで数杯お酒を飲んでは意識を失って救急車で運ばれ、起きたら知らない病院のベッドの上で介抱されていたなんて事も今では思い出です…(笑)
-- 現地の方とコミュケーションを取る上で気をつけている事
笑顔で話すことを気を付けています。
日本にいると意識して笑顔で話さなくても同じサービスを受けられるのですが、こちらの人はこっちが無愛想だとあっちも無愛想になってしまい、嫌な感じに受け取られてしまうことがあるので…
--現地の国民性を教えてください
明るくて、基本自分大好き!(笑)私は私だからと開き直ってますし、自由で素敵です。
--今後の夢や目標をお教えてください!
実は2年ほど不妊治療をしてまして最近赤ちゃんを授かりました。今の夢はこの子が元気に産まれることです。
現在、主人がパイロットライセンス取得中で、その間コロナでリモートワークになったこともあり、家を売却してキャンピングカーでアメリカを周る事にしました。マタニティ中、いろんな国立公園をまわるのが夢です。もっと長い夢になると、主人がパイロットになってその特典で世界中を家族で周るのが夢です(笑)
そのために一生懸命主人をサポートできるいい奥さんになりたいと思います。
--最後にこれから移住を考えている移住後輩たちへ一言アドバイスをお願いします!
アドバイスとは恐縮ですが、言えることがあるとすればしっかり英語を身につけて移住したほうが、もっと色々なチャンスに恵まれると思います。後は、デートする相手、結婚する相手をしっかり見極めることかな…(笑)
~番外編・アメリカ/ラスベガス~
日本人の現地恋愛事情についてもお聞きしてみました(^_^)
●どんなタイプ(男女)が多い?
ラスベガスはラスベガス人とこちらでも言われるくらい独特です。
パーティ大好き人間が多いです。よく言うと社交的です。
そして大体みんな高校生くらいから偽造IDを使ってクラブなどでは遊んでいるので遊び方が通です(笑)
大体25歳くらいになってくるとそういう遊びも飽きて大人になっていきます。
●みんなどうやって出会ってるの?
私はやったことないんですがアプリで出会って結婚している人も多いみたいです。
私の知り合いはアプリに掲載される写真から男性の嘘を見抜いたり、
どういう性格か、年収等を導き出し、去年お金持ちの男性と結婚して
サンフランシスコの高級住宅街に引っ越していきました笑
●日本人はどんなタイプがモテるの?
あくまで私個人の主観ですが…
ラテン系:お尻と胸が大きい女性。ロングの黒髪、濃いめの眉毛。タイトな服。笑顔で明るい子。
イスラエル系:褐色の肌。ロングの黒髪かきあげ前髪。エキゾチックな濃いめのほりがある顔。濃いめの眉毛。細身の子。
アフリカン系:お尻が大きくてふくよかな女性。化粧濃いめでタイトな服。
アジア系:白めの透明感肌(特に韓国人の好み)細身、ナチュラルにみえるメイク、髪は黒くなくていい、可愛い系。
欧米系:基本なんでもいい。日本人ブランドにこだわる白人は変な人多いのでおすすめしません!
男性の意見では、基本みんな自己主張が強く、頭のいい女性が好みという方が大半です。
●実際にお付き合いした人はいますか?
今の主人とはアメリカに来た時に始めて働いたお寿司屋さんで出会いました。
日本だと両親に紹介するというのは本気の中の本気だからと思うのですが、こちらでは違いました。付き合ってるのか付き合ってないのかわからないときに紹介されて困惑しました。後からきいてもあの時は結婚したいと思うほどでもなかったし、本気でもないし、ただのデート期間中だったようです。
●デートカルチャーで日本と違う点はある?
例えば日本だったら「付き合わない?」と言われて色々始まると思うのですが
こちらは「付き合わない?」があんまりありません。ベッドインしても、キスされても、ただの友達以上恋人未満!ということはよくあるので、しっかり自分を持つこと、ちゃんと今の相手との現状は何なのか聞くことが大切です。
そうじゃないとただの都合のいい女になってしまう可能性も…。
又、ふんわりかわいい女子が日本ではモテると思うのですが、アメリカでは逆です。セクシーで頭の回転が速く、強気がモテます。デート中「何が今日食べたい?」と言われたときに日本だと「わかんない、決めて欲しいな」はありですが、こっちではなしです。全て相手に委ねてしまうと、すぐに飽きられて都合のいい女性決定なので、しっかりと自己主張していくことが重要だと思います。
C.Tさんありがとうございました!
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