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世界遺産検定に出題される、世界遺産の概要について④

本日は、世界遺産の概要や重要用語についてご紹介します。

聞いたことがない単語ばかりかもしれませんが、実際の試験に出ているので重要です。気合を入れて覚えましょう!

文化的景観とは】
文化遺産に分類される、自然と人間の文化が強く結びついた景観のことです。人間が長い時間をかけて自然と共につくり上げます。
写真のフィリピン・コルディリェーラの棚田群は、イフガオ族の人々が2,000年かけて作り出した光景が、文化的景観として認められています。

シリアル・ノミネーション・サイトとは】
関連性のある複数の物件で構成される世界遺産のこと。

トランスバウンダリー・サイトとは】
国境をまたぐ世界遺産のこと。登録国同士の協力により世界遺産の保護が行われる。(※シリアル・ノミネーション・サイトでもある)
(例:国境を超える国立公園、同じ建築家の作品が世界中に散在している場合など。)

【真正性と完全性について】
・世界遺産の概要で述べられる「真正性」とは、文化遺産の建築物などがオリジナルの状態(形状・素材など)を保っていること

・「完全性」とは、自然遺産、文化遺産において顕著な普遍的価値を表すものの全体が残されていることを示しています。

本日もお疲れ様でした。


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