【映画感想】きっと、また会える

諦めなければきっとうまくいくほど、人生は甘くない。どんなに努力しても達成できない目標だってある。だけど、もうこれ以上ないってくらいがんばれば、周りを巻き込むことも、敵とお互いを認め合える仲になることも、ライバルが沢山いる異性と恋仲になることもできる。何より自分に自信を持つことができるし、自分で自分のことを負け犬だと思わなくなる。負け犬ってのは、自分自身を諦めている人のことだ。

そんな大切なことを思い出させてくれて、明日からは今日よりも頑張ろうと思えるインド映画「きっと、また会える」

「きっと、うまくいく」と同じように、彼らの「あの頃」を振り返りながら進んでいく物語に、段々のめり込まれていく。私は、100倍の倍率で戦う受験戦争も、変わった人と送る寮生活も、本当に大事なものを我慢してまでする努力も経験したことないけれど、どこか感じたことのある気持ちになって、私も一緒に彼らと戦っているような、そんな気がした。インドと日本は人口も生活も気温も何もかもが違うけれど、映画を見ている瞬間だけはきっと日本人もインド人もその他の国の人も同じ気持ちだろう。

生きてさえいれば幸せにも自信にも大切な人にも仲間にも、きっと、また会える。

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