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ラクロスの歴史

みなさんこんにちは!

今回は来年3月に行われる SEKAI CROSSE 2024(旧:WORLD CROSSE) に向けて、まだまだマイナースポーツであるラクロスの歴史 についてご紹介します。




1.ラクロスの起源

 ラクロスの起源は17世紀のカナダまで遡ります。もともとは、北米の先住民族が祭事や戦闘用の訓練のために行っていた格闘技でした。その際、境界線は設けておらず、広い場所で100〜1000人が同時に参加したとも言われています。さらに、北米の先住民族にとってラクロスは神聖なゲームであり、大イベントであるため、競技は数日間も続けられるほどでした。
 その後、これをカナダに入植してきたフランス系の移民が発見し、ルール整備等を行いスポーツ化したものがラクロスの起源と言われています。そのため、ラクロスの語源はフランス語です。当時セント・ローレンス渓谷で他の宣教師達と共に布教活動を行っていたイエズス会のフランス人宣教師ジャン・デュ・ブレビューフによって、先住民族が使用していた道具が僧侶が持つ“杖” に似ていたことから、杖=Crosseで、「La-Crosse」と名づけられました。

昨年『World Crosse 2023 クリニック』の様子



2.日本への普及

 1900年前後、北米からの伝道師や教師による国内の大学へのラクロスの導入の試みや1960年代後半にはアパレルメーカー・ヴァンヂャケット社によるラクロスクラブ設立が行われました。さらに、1970年代初頭にはアメリカ女子チームが来日し、明治神宮外苑でエキシビションゲームを行いました。しかし、そのどれもが日本にラクロスを広める要因とはなりませんでした。
 ラクロスが日本に伝わったのは、ラクロスが生まれてからおよそ300年後の1986年慶應義塾大学の学生(男子)がラクロスチームを結成し、それがメディア等に取り上げられたり友人・知人のつてで全国大会を開催したりしたことでラクロスという競技が世の中に瞬く間に認知されていきました。
 



3.近年のラクロス

 近年、ラクロスはますます注目度を高めており、2028年のロサンゼルスオリンピックの追加競技として選ばれました。ラクロスがオリンピック競技となるのは、実に120年ぶりのことです。


いかがでしたか??

SEKAI CROSSE 2024(旧:WORLD CROSSE) を機にラクロスに興味を持っていただけたら幸いです!
今後のnote更新もお楽しみに!!


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