せかい部×SDGs「住み続けられるまちづくり」 by 髙橋今日子 / 明治学院高校(東京)#住み続けられるまちづくり

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こんにちは!高校生レポーターのきょうこです。あっという間に約1ヶ月半のせかい部が終わってしまいました…。この1ヶ月半で学んだこと・感じたことを紹介したいと思います!

①みんなにとって「住みやすい街」とは?

あなたにとって住み続けやすい街とはなんでしょうか?
近くにコンビニがある、駅の近く、など人それぞれだと思います。
私も、せかい部に参加するまではそう思っていました。
しかし、初回のキックオフミィーテングに参加し他の高校生レポーターの
話を聞いてとても視野が広がりました。
私は東京都在住なのですが、せかい部の高校生レポーターは
47都道府県様々なところから参加してきています。交流していくうちに
「住み続けやすい」というのは場所によって様々なんだ!と気づきました。
例えば、高齢化が進む地域では若者が帰ってきやすいような街、高齢者に
とって安全な街…。海が近くにある地域では、災害に強い街、海洋ゴミに
よる汚染がない街…。 
東京に住んでいる自分では気づけない問題がたくさんあり、自分の未熟さ
を痛感しました。それと同時に、「住み続けやすい街」というのはそれぞれ
違う問題を抱えた地域への対策を考える多種多様な考え方が必要なんだ!と
思いました。

②都市部と過疎部について考えてみよう!

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出典:総務省「第68回日本統計年鑑 平成27年」
上の図からわかるように、日本はかなり都市部と過疎部の差が出ています。
この1ヶ月半で学んだことを生かしながら、都市部と過疎部での「住み続けやすい街」について考えていきたいと思います!


〜都市部〜
まず、都市部に発生する問題とは何でしょうか。

1)都市のスラム化
3-3内藤直樹先生のお話であったように、2030年までには60%が都市人口
になると予想されています。都市部での貧困の差は増していく一方です。
また、そのほかにも非衛生による伝染病の蔓延、災害による損失の拡大など
問題がたくさんあります。

2)交通問題
人口増加に伴い、交通渋滞などの交通問題も増加することが考えられます。
また、人口増加により年には高齢者、障がい者、外国人など様々な人が住むことも考えられます。誰にとっても利用しやすい交通機関を目指さなければなりません。
が挙げられると思います。
どうすれば、これらの問題を解決することができるでしょうか。
解決策を考えていきましょう!


1)都市のスラム化
スラム化を根本的な解決に導くには、一時的な経済援助も大切ですが、それよりも継続的でかつ将来も役立つスキル・能力の援助が必要です。学校の建設や就職に必要な技術を学ぶことが大事です。 
また、地域に住む住民それぞれに目を向けることが最も大事であると思います。その地域の住民に、困っていることや必要なものを聞いて援助することも必要です。私たち高校生には、直接的な援助は難しいですが、募金やプロジェクトに参加することで間接的に手伝うことができます。コロナ禍の中、間接的な援助の重要性は高まっていると思います。私たちの一歩が大きな一歩になるかもしれません。

2)交通問題
都区部の道路率は、ニューヨーク市の30%、パリ市の25%と比べて15%と低く、東京の都市としての整備は大きく遅れています。道路の整備が最優先であると思います。しかし、3-2西芝雅美先生のお話であったように、環境に優しい交通作りを忘れてはいけません。都市部の住人の「自分たちの住みたい街」の像を尊重し、道路整備を進めていかなければなりません。そのためには私たちも積極的に声を上げる必要があります。
また、高齢者や外国人、障がい者にも利用しやすい交通機関を目指すにも、住民の声を聞くことが重要であると思います。標識や点文字、段差など実際に利用している人々の案を取り入れることが大事です。

〜過疎部〜
次に、過疎部に発生する問題について考えていきます。
1)高齢化
過疎部に住む人々の高齢化によって引き起こされる問題は様々です。働き手の不足、機械化が困難…など…。

2)災害対策
地方であることや、高齢化が進んでいることで災害時に対応が遅れてしまったり、孤立してしまう可能性があります。
これらの解決方法を考えていきましょう!

1)高齢化
高齢化をどうする、ではなく高齢者にとっても住みやすい街、そして若者も住みたくなる街にするにはどうしたら良いかを考えることが重要です。
高齢者にとって住みやすい街にするには一定の機械化が必要であると思います。農作業の負担の軽減や、高齢者の孤立死を防ぐためにも機械化がかかせません。そのためにも、機械を導入する最初の段階が大切であると思います。機械に関する優しい講座などを開き、機械への苦手意識をなくすことが大切です。
若者にとって住みたくなる街にするには、まず住んでいる住人自身の意識が大切です。自分の街の隠れている魅力を見つけ広めていくことが必要です。農村であれば、豊かな自然を生かしてキャンププロジェクトをしたり、動物と触れ合えることを生かして農村体験企画をする、などが挙げられます。3-5和田先生のお話であったように、観光客が求めていることなど「外」の目線を大事にしながら、「内」を見つめていくことが重要です。

2)災害対策
衛星携帯電話の導入、(1)同様デジタル化を進めることが重要であると思います。
また、災害が起こる以前からハザードマップを作っておくことが重要です。自分の街の危険なところや見直すべき点を確認できる機会にもなります。それをふまえ、防災訓練をしなければなりません。住人の意識の高さが求められます。


③自分の街について考えてみた!

最後に、①②を踏まえて自分の住んでいる街について、「これからも住みやすい街」にするにはどうしたら良いか考えてみました!

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私の家の近くにある商店街は、シャッターが多く、「ここに店があればもっと商店街を利用したくなるのに」と思うことが多々あります。

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空いている店を、無理やり新たな店とするのではなく、地元の活性化・住人の結びつきが強まる場所として活用することができればいいなと思いました!

④最後に

今回、この「せかい部×SDGs」に参加して、SDGsに関することはもちろん、一緒に活動した仲間からもたくさんのことを学びました。同年代の人たちがこんなに活動していることに、すごく刺激をもらいました。この経験を必ずいかしたいです。短い1ヶ月半でしたが、ありがとうございました!

明治学院高校(東京)髙橋今日子
#せかい部 ×SDGs探究PJレポーター(住み続けられるまちづくり)


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