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夫(妻)と子育て観が全く違う!どうすればいい!?夫婦の答えの見つけ方のヒント

パートナーさんと子育て観が全く違って、何を話しても食い違って困っている。そんな方、いらっしゃるでしょうか。

パートナーって、最も近くにいるのに意外と本音で話し合うことが少なかったりして、こと「価値観が違う」ことについて話し合うのはなかなか難しかったりしますよね。

さて、お互いの違い。どうしましょう!?
相手を変えますか?自分を変えますか?どちらも変わりませんか?
そして、そんなお二人をみてお子さんはどう感じているのでしょうか。

このワークを通じてパートナーシップが改善し、ご家族みんなで幸せを感じる時間がちょっとでも伸びればと願っています。

お互いの気持ちに寄り添ってみよう

価値観が違うからという理由で、感情的に対立してしまう。そんなこともあるかもしれません。感情を相手にぶつけても、逆に押さえ込んでも、どちらのケースも心が苦しくなります。

「気持ちに寄り添う」とは、お互いの気持ちを味わい感じはしますが、相手にぶつけることも、押さえ込むこともありません。ただただ、湧いてくるままに「そうだね」「そっか~」と、気持ちを味わうのです。

パートナーと子育て観が違うとき。
あなたは、どんな気持ちを感じるでしょうか。
パートナーさんは、どんな気持ちを感じているでしょうか。
まずはご自身の気持ちをたっぷりと味わい、そしてできるようであればパートナーさんの立場にたち、どんな気持ちが湧いてくるか想像してみましょう。

どちらも、間違いではない。

たとえば「しつけ」について。
あなたは、「しつけ」が必要ないという価値観を持っていて、パートナーさんは「しつけ」は絶対必要だという価値観を持っているとします。

はたして、どちらが正解でしょうか??
正解は、もしかしたらないかもしれません。ですが”答え”は見つかります。
ここでの答えは、あなたと、パートナーさんと、お子さんの間にあるのです。

大事なのは、自分の立場や考え方を大切にしつつ、相手の立場でも考えてみること。「もし相手の考えが参考になるとしたら??」お互いがそう思えたら、どれだけ楽になるでしょう。

そうはいっても、「自分の考えが正しい!」と信じて揺るがない気持ちも、ものすごく分かります!それも、いいのです!ですが、それだけでは前に進めないのです。

重要なのは、どちらも間違っていないということ。
これをお互いが理解できたとき、”答え”に近づくことができます。

価値観は、違っていてもいい。

そもそも、あなたとパートナーさんは別の人間です。
幼少期を別の家で過ごしてきたため、それぞれにとっての「常識」もまったく異なります。育て方についても、ほとんどの場合、両家で全く違っているはずです。

あなたとパートナーさん。
価値観や考え方を必ずしも一致させる必要は、ありません。
なぜなら、違って当然だからです。


そして、相手の価値観に影響を与えることはできたとしても、
自分の思い通りに相手を変えることは、残念ながらできません
相手を変えようと意識するほど、変わってほしい方向とは真逆に進んでしまったという経験が、あなたの人生でもあるはずです。

相手がどう思っているか。
相手が何を大切にしているか。
そして、あなた自身が何を大切にしているか。
これをお互いに”知っている”ことが、大事です。

ワーク①
あなたとパートナーさんとの子育て観の違いを、認識している範囲で具体的に書き出してみましょう。

そして、パートナーさんの子育て観を書き出した際、「どうして夫(妻)がこの子育て観を大事にしているのか?そこにどんな物語があるのか」を聞いたことがあるか(想像ではなく、実際に聞いたかどうか)もチェックしてみてください。
ワーク②
夫婦での子育て観のすれ違いを感じたとき。あなたはどんな気持ちが湧いてきますか?また、相手がどんな気持ちを感じているか、聞いてみたことはありますか。

もしできるようであれば、「どんな気持ち?」と聴いてみてください。感情はその人のものです。それを聞いて瞬間的にあなたの感情も揺れるかもしれませんが、「そうなんだね」と一旦受けとめましょう。
ワーク③
あなたは、パートナーさんの本音をどこまで知っていますか?

「このことに関しては本音レベルで話せるけれど、このことに関しては全く本音を話せない」などあるでしょうか。それはなぜでしょう。
ワーク④
もし、今後夫婦で「相手をコントロールしないパートナーシップ」を気付いていくとしたら、あなたにはどんな心持ちや考え、在り方が必要でしょうか。

「相手に変化を求めない」としたら、普段からどうパートナーと向き合い、どんな風に家族の”答え”を導き出すことができそうですか。


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いつも最後まで読んで下さり、ありがとうございます!
みなさまからのご意見、ご感想お待ちしております。また、「こんな事例についてテーマにしてほしい」なども随時募集しています。お気軽にコメント欄にご記入ください。

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執筆者は、森のようちえん『さんさんぽ』を主催している
保育士さんたこと、ひがしなおやです。

・自分のことが大好きな子に。
・ありのままのその子に。
・自分事で考え、自分で決め、自分で動く子に。

そんな願いを込め、ちょっと変わった保育を実践しています。
横浜市近郊にて、平日毎日開催を目指し園児募集中。家族で保育を体験できる「休日さんぽ」も毎月開催しています。

森のようちえん『さんさんぽ』
・ホームページ https://www.sansanpo.org/
・Facebook https://www.facebook.com/sansanpo.mirai
・instagram https://www.instagram.com/sansanpo_hoiku/

自分の内側から”答え”を導くセッション ライフ・デザイン・メソッド
ファシリテーターもしています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/ldm-higashi/



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