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写真も動画も忘れて子供のように遊んだ

北海道は士別市

1月に北海道・士別市へ行ってきた。羽田空港から飛行機で旭川空港へ行き、高速バスで1時間くらい移動して士別市に着いた。
冬の北海道に初めて乗り込んだが、あまりに雪。
士別市は除雪技術が北海道でもトップクラスらしい。違いはよく分からないけど、道路は綺麗に除雪されていた(と思う)。

士別市の道の駅

士別市は例年最高気温がマイナス10度と聞いていて、覚悟はしていた。しかしながら、風が吹いていないせいかそこまで寒くない。それに室内は基本的に暖房がついているため、外でぼーっとしていない限り凍えるような寒さは感じなかった。

ところで、

なんで士別市にやってきたかというと、スノーモービルに乗るためだ。スノーモービルは雪の上を走るバイクといったところで、前輪がスキー板、後輪がキャタピラのような構造をしている。時速140kmくらいは出る。雪上のバイクだ。

引用:unsplash

たまたま機会があり、人生で一度は乗ってみたいと思ったので、会社の有給を2日とり、3泊4日で行ってきた。

元スノーモービルの日本チャンピオンが直々に乗り方をレクチャーしてくれる贅沢プランだった。ある程度様になったところで、森の中を分け入って進む周回コースでツーリングしてみたり、チャンピオンの後ろに座って、時速140kmの速度を体験してみたり、圧雪されていない深雪の上をスノーモービルで駆け巡っては(埋まる)体験をした。

それら全て、めっ(中略)っっちゃ楽しかった。

一面雪の世界を駆け巡ったその体験はこれまで味わったことのない感動体験だった。一緒に参加した方々、スタッフを含めてみんないい方ばかりだったのも大きい。

ただ一つ後悔なことがあるとしたら

子供用の200ccのスノーモービルに乗ってみんなでタイムアタックをしたのだが、参加者10人中9位になってしまったことだ。みんなバイクに慣れている方々でこういう乗り物の扱いが巧かった。
もう少し練習したかったが、そうわがままも言ってられない。ちょっとだけ悔しかった。

深雪という魔境

深雪の上を駆け巡る時間、みんなで汗だくになった。上下する山々を自由に走り回れる深雪コース。

イメージはまさにこんな感じ
引用:unsplash

下りはスノボーみたいに滑り降りるだけでいいのだが、登るときは圧雪されていない雪なので、深さによってはスノーモービルが埋まってしまうのだ。(深さはだいたい腰あたりまであった。)

技術力が試されるところで、上手い人はスタック(埋まって動けなくなること)がなく、山の頂上まで行けるが、僕のような初心者は扱いがわからず、すぐにスタックしてしまう。
その度に、みんながスノーモービルをブンブン吹かしながら集まってきて、みんなで周りの雪を固めてスタックから脱出させる。脱出できたあとは「よっしゃー!」とみんなで盛り上がる。(実はこの瞬間が一番楽しい)

そんなことをしていると2時間もしないうちに体力が限界になる遊びだった。

楽しすぎて写真も動画も忘れていた

やっぱり生の体験は何よりも面白い。
めちゃくちゃ楽しい遊びだったのでもし機会があれば、もう一度行きたい。

天気も良かった
北海道は"ラムしゃぶ"が日常的に食べられているらしい。初めて食べた。

訪れてくださり、ありがとうございます!