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本を読んだ話。


三浦崇宏さん著書の「人脈なんてクソだ。」を読んだ。

正解なんてない世の中で自分を虎視淡々と高め続け、成長させてくれる本。

当たり前だけど、世の中は常に変化し続けている。テレビから流れてくるニュース、ツイッター、Yahooニュース、仲がよくしゃべることが多い友達、どれをみても、どれを聞いても、ずっと変わらないものなんてない。だから、僕らはそれに適応し続けないといけない。当たり前なんてない。正解なんてない。今までそれがベストだと思っていた方法が、明日には変わっているかもしれない時代。

これは知っている人が多いと思うが、たとえ知っている人が100人いたとしても、理解して、行動できている人は、10人にも満たないのだろう。僕も実際に行動しているかと言われると、言葉を濁してしまう。わかっていても、実際どう変わっているのかわからないからなのか。何をすればいいかわからないからなのか。今すぐにやりたいと思えないからなのか。

この本を通して、著者三浦さんが常にどんなことを考え、どんな行動をし、どんなことを思っているのか。これから先をどうみているのか。なんとなくわかるんじゃないか。手を止めていた何かを触り出すきっかけや、いつか困ったときにこの本に書いてあったことを思い返して頑張ろう。そう思える本だと思う。

よくあるビジネス書に書いてある言葉は、聞いててもスッと入ってこないし、知識になるだけだが、この本では、自分が何をすべきなのか、日常のどんなところを変えなきゃいけないのかがわかってきた。言葉一つ一つがわかりやすく、自分の解釈が進んだし、誰かにどう伝えればいいのかが見えてきた。

Twitterにいいねされたから

この本を読むきっかけになったのは、Twitter上で三浦さんがしているツイートを引用リツイートしたことがきっかけだった。自分は最近様々な人のツイッターを拝見し、感想を呟いたりしている。それがたまたま目に留まり、引用リツイートをした。すると、三浦さんに「いいね」をされていて、うれしかった。

思わず、嬉しくてこう呟いた。

これはもう買うしかないと思い、即座に本屋で購入。こういった経緯だ。

元々その本には、興味があったが、買うまで手を出していなかった。時間がないのもあったし、自分の手足を動かすまでにはなっていなかった。いつか買って読もうと思っていたくらいだ。

それなのに、こんな巡り合わせがあるだけで、思わず購入してしまいたくなる。きっかけってわからないものだと思った。そうして人々を動かすこともできる。人の感情や思い、行動の変化ってこんなひょんなことから動き出すんだなと思った。

ある人に言われた

ここで少しだけ話は脱線するが、この購入に至った経緯に繋がるある人から言われた話をしたいと思う。

その人は、僕が偶然出会い、仲良くさせていただいているHさんという社長さんだ。LINEで定期的にやりとりをしたり、たまにカフェであったりしている。その社長に自分がやりたいこと、悩んでいることを時々相談する。そんな中で言われたある言葉。

「起業しようとか、何か大きく伸びをするきっかけは自分で生み出すものじゃない。必要な時がやってくるんだ。それはいつくるかわからないけれど、来た時には、自分で勝手に手が動いているんだよ。」

大したことではないが、僕は三浦さんからの「いいね」がきっかけで本を買った。もしかしたらこれも運命だったのかもしれない。


本を読むこと

最近は本をよく読むようになったが、今までは本を読むことの価値観を小さなものだった。知識が増えるとか、暇つぶしになるとか、心が和むとか、それらは確かにそうだが、知識だったら別のことでつけられるし、暇つぶしはゲームでもできる、心は可愛い猫の動画でも見ていたら和む。

じゃあそれでも本を読むことってどんな意味があるんだろう。これを書いていて、というか今までずっと思っていたし、その理由をいつか忘れたけれど、随分前に誰かに言われたことを思い出した。そして、その意味をいまされになって理解できたので、ここで言葉にしておこうと思う。

有名人に会いたいとか、世の中で活躍している人に会いたいとかいうが、会う理由として、1番に出てくるのは、憧れだと思う。憧れの人と出会って自分の心を癒したい。その次に出てくるのは、自慢だと思う。会ったことを誰かに自慢したいとか、そういった類のことが多い。で、3つ目くらいにその人の考えていることを聞きたい、だと思う。

僕が本を読む理由はそんなところにあるのではないかと思った。その人が日頃考えていることであったり、日頃どんなことをしているかであったり、その人の身近な人とどんな会話をしているかであったり、活躍する人の話を聞き、そこから吸収したいというのがあると思う。Twitterで質問をしたり、最近だとウェビナーでコメントを求めるのもそういう感じだ。本はそれの代替をしていると思った。

こうやって、時代を突っ走っていく人の生の声を聴けないにしても、文書で見られることは本当に価値があることだなと感じている。「人脈なんてクソだ。」は、三浦さんが話しているように言葉で綴られているから、三浦さんが近くで話しているように感じられるし、考えがしっかりと述べられているように感じる。

こういう本が読みたい。

ただ、ありきたりなメソッドや知識を感情もなく綴られた本なんかではなく、著者が話しているように、感情が織り交ぜられた本の方が、人の感じがする。読んでいて楽しい。本って不思議だ。本を読みなさいと、強くいうわけではないし、無理に読みなさいとは言わないけれど、この人のことを知ってほしいという理由で本は進めたいと思った。


P.S.

読書記録として記録しようと思ったらいつの間にか、自分の記録になってしまったので、読書記録じゃなくしました笑

また今度書きます。

訪れてくださり、ありがとうございます!