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ソーセージ”B-side Story"

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ロックバンド「ソーセージ」https://www.souseizi.com/ 2021年で活動9年目。2020年にN@音(20歳)を正式メンバーに迎えたものの世の中はコロナ禍で手… もっと読む
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2021年7月の記事一覧

ヒーローになりたかった少年の唄2021⑪

ピースとハイライトもう時効だろうから書くけど、僕は小学生の終わりくらいにはもうタバコを覚えてしまい、それ以降50歳手前の今日までほぼ毎日2箱くらいキツイ銘柄のタバコを吸い続けるヘビースモーカーなんである。 当時はどこの家でも屋内禁煙なんて聞いたこともないし、灰皿のない応接室や会議室なんて考えられない感じ。 禁煙パイポというハッカ入りの禁煙グッズは売られていたけど、それは吸えない環境にいる時に仕方なしに咥えるためのものであって、ホントに禁煙するやつなんてほとんどいなかった気が

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡㉒故郷って?? SEiZI/晴志

転校を繰り返し、何とか高校受験にも合格したが バンドを組んでギターリストになる夢は 「エレキは不良になるからダメ」 という親父の今でいう「パワハラ」であっけなく崩れ去った。 おかしいのは、エレキ持たなくても 立派な、いわゆる「不良」だったんだけどね(笑) でも、まぁ、音楽を演るためのアイテム「YAMAHA DX21」というアイテムは手に入れた。 ここからの話はちょっと次回に置いておこう。 さてさて・・・ 今回は「故郷って??」って話。 故郷、ふるさと、HOME・・・俺

子供のころ憧れた自分になる二十歳 山田直人 BMW購入!??

またまたご無沙汰しております 山田です!! 全国的に猛暑な時期ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 山田はソロMV録音、制作&ソーセージNewアルバム制作真っ只中でございます!! そんな中ですね、車買いました😆 ずっと乗りたかった大きいセダンが目の前に現れて 即決!!!納車待ちです🎶 小さい頃から大の車好き! 小学校、中学年の頃ぐらいからイジって、 カーナビとか交換したり、暇さえあれば、説明書笑顔で見まくって、色々独学で調べまくって、時には失敗して。。。 学校の勉強な

ヒーローになりたかった少年の唄2021⑩

駄菓子屋の黒はんぺんとAI 僕が生まれた静岡市の駄菓子屋さんには、なぜか必ず大きな角鍋があって、串に刺したおでんが駄菓子と一緒に売っていた。 串一本30円とかで、おでんは学校帰りの子供にも人気のオヤツだった。 ネットで調べたところ、どうもこれは静岡独自のシステムらしく、全国の他の駄菓子屋におでんの鍋があるというのはあまり聞かない。 今では全国のB級グルメが大人気で、「静岡おでん」というキーワードを聞いた事のある方も多いと思うが、当時はこれが静岡だけのシステムだとは知らな

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡㉑高校受験とギター SEiZI/晴志

家庭教師の先生2人には申し訳なかったが 成績は一向に伸びなかった。 そりゃ、そうだ。 まずは親父が悪い。 そして可愛いあなた方が悪い!!(笑) 思春期の受験生に美人の女子大生家庭教師。しかも2人も。 (注)写真はイメージです・・・(笑) みんなが期待するエロい展開も全くなく、 ただただ悶々と日々は過ぎてゆく。 日が暮れるのが早くなると 「女性一人じゃ危ないから家から15分くらいのバス停まで送ってやれ!」 親父・・・ 今、俺が一番危険だと思うよ。 脈打つ気持ちと股

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡⑳最後の転校。 SEiZI/晴志

またいつか転校するんだろうな。 そんなことは最初から分かってる。 挫折から陸上をほぼ諦めて あとは転校が来るまで割と目立たないで過ごした中学校2年生。 俺の暗黒期。 栄光からの挫折で俺はある意味自信を無くしていた。 さらに、今までの経験から 転校することを意識して友達も増やさなかったし、深くならないようにしてたし、仲のよかった友達とも意識的に疎遠になって行った。 だって、別れがつらいからね。 過去の経験でそれだけはわかっていた。 ただ悔しいのは、思春期の時代。 好きな

ヒーローになりたかった少年の唄2021⑨

無料の幸せ 貧乏な家に生まれるということはなにより不幸せなことで、生まれてくる環境を選べない子供にとって、物心ついて一番最初にトラウマになるのがこの「ウチには金がない」という事実だったりする。 他の家の子がみんな持ってるものを自分は買ってもらえないというのは、子供にとっては本当に悲しく辛い経験で、哀れな自分の環境を呪い、それが元でグレてしまったり盗みや暴力をはけ口にするようになってしまう子が多いことは、ある意味仕方のないことだと思う。 しかし、50歳も目前になった今の僕

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡⑲サービス精神と反骨精神(7話まとめ) SEiZI/晴志

サービス精神=誰かに喜んでもらうため頑張る。 反骨精神=誰かや何かを見返すために頑張る。 今回はまとめ。 確かにどちらも「成長する」という意味では効果はあるよね。 自分の体験(自分史)を見てもそんな気がする。 「誰かに喜んでもらうため頑張る」ってことは、 俺たちミュージシャンなら主体はお客様、オーディエンス。 そのみんなが楽しんでもらえるようになライブをする。 ライブはファン(お客様)のもの。 (昔はファンと言っていたが今は何様だと思うのだ。お客様だろ!と) ミュージ

ソーセージ4thアルバム『智』ライナーノーツ「06.ヒーローになりたかった少年の唄2021」

僕の所属するバンド「ソーセージ」が2021年9月11日ニューアルバム「智」を発表!! この曲も収録されています❤ MV「ヒーローになりたかった少年の唄2021」リリース!! 7月3日はなにを隠そう、僕の49歳のbirthdayでありますが、このコロナ禍の世界に50歳を目前にした男からのメッセージを一発発信したいと思い、ソロ名義での初ミュージックビデオを制作し、誕生日の7月3日に僕の住んでいるヴィーガンレストラン「Sweet&Peace」で上映会兼birthdayライブを行な

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡⑱サービス精神と反骨精神(6話) SEiZI/晴志

さて陸上部に入った俺は将来を約束されたような気分だった。 毎日部活の時間が待ち遠しい。 でも相変わらず格闘技は好きで 部活の前のちょっとした時間に高跳びのマットの上で プロレスをやるのが毎日の日課だった。 プロレスは正規軍と維新軍の抗争の真っただ中。 そんな中でも俺はタイガーマスクが大好きで バック転、バック中もお手の物だったこともあって 数々の技をマスターしていった。 部活の時間にはウォーミングアップは完全に終わっていた。 さてさて、肝心な陸上の方だが ある日悲劇が