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ソーセージ”B-side Story"

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ロックバンド「ソーセージ」https://www.souseizi.com/ 2021年で活動9年目。2020年にN@音(20歳)を正式メンバーに迎えたものの世の中はコロナ禍で手… もっと読む
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2021年4月の記事一覧

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡①生誕編 SEiZI/晴志

はじめまして。 ツアーミュージシャン(いわゆるドサ回りシンガー)のSEiZI/晴志(セイジ)と言います。 2020年に50歳になったことをきっかけに節目として自分のソロデビューアルバムの中の一曲「風穴」のミュージックビデオを制作しました。 それとともにこの50年を振り返ってみようと「自分史」的なものを書いてみようと思ったのです。 プロフィール 【SEiZI/晴志】(セイジ) 北陸から全国発信し続けるシンガーソングライター 「北陸の暴れん坊」改め「北陸のHAPPYMA

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡②幼稚園~小学校低学年編 SEiZI/晴志

子供の頃の記憶ってみんなにはどんなことが残ってるんだろう?と考えてしまう。 いい思い出?きっとあったんだろうなぁ。 覚えてるのは、 いたずらして注目受けたこと。 先生に怒られたこと。 失敗したこと。 記憶に残っていること。 俺は数えるほどしかない。 1つ目 幼稚園にて 「先生おはようございます。みなさんおはようございます」 の合唱の最後になぜ?か、上履きズックを飛ばして、一番前のテレビの上の花瓶をひっくり返して廊下に立たされたこと。 立たされた廊下から何度も、扉の隙間

再生

ソーセージ4thアルバム『智』ライナーノーツ「05.風穴 」SEiZI/晴志

風穴をあけろ! 50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡。 今から30年くらい前、当時、 「夢を叶えるには東京に出る」という選択肢が主流だったが 家の事情もあり俺は上京も出来ず、地元でとにかくバンド活動を続けていた。 地方に住んでると、 結局は「プロ=メジャーデビュー」っていうのが主流の考えで、 さらに変な世間の風潮で 「20歳過ぎたらメジャーで出るのはもう遅い」 と言われた時代。 それでもあきらめきれずに、自分で30歳まではあがくと決めたが 最後のメジャーデビューのチャンスを逃し、夢破れ、途方に暮れ、誰にも相談も出来ずに、死にたい衝動を抑えながら車で放浪した。 雨に打たれて波打ち際で一人泣きながら寝そべってた。 だから最初のシーンは同じ場所でそれをリアルに再現した。 見てもらうとわかるが、ほんとにあの状態だった。 そこで出会ったのが、 でかい岩にドカーンっと穴をあけた「風穴」 (正確には窓岩) 「風と雨と波が何十年もかけて岩に穴を開けちゃうんだよ」 近所の漁師のおじさんが教えてくれた。 少しずつ何年かかってもいいじゃないか! いつの日かみんなの心に風穴あけてやるぜ! そう思ってこの曲を書いた。 あの日から20年。 50歳になった今、病気のこともありながらも 家族や周りの理解もあり、応援してくださる皆様のおかげで なんとか音楽を生業に出来ている。 風穴に出会わなかったら、全く違う人生を歩んでいただろうな?と思う。 2021年4月1日のMV公開から一週間。 もっともっとたくさんの人に見て欲しいし もっともっとあきらめの悪い50歳のおっさんを知ってほしい。 そして、俺も頑張るから、みんなも頑張ってほしい。 このコロナの時期だから あえて「SEiZI/晴志」名義でのソロでのMV公開。 今後はどういった展開になってゆくのだろう? ソーセージも今年こそはアルバムも出したいし ツアーにも出たい。 とにかく、 光が見えるまで 風穴あけるまで 俺は諦めないぞ! と😃 ダウンロード配信もやっております。 チャンネル登録もぜひ🤗 これから少しずつ 自分の人生を振り返って見ようと思う。 プロフィール 【SEiZI/晴志】(セイジ) 北陸から全国発信し続けるシンガーソングライター 「北陸の暴れん坊」改め「北陸のHAPPYMAN」 「ホントのことしか伝わらない。ホントのことは伝わる。」 ストレートな言葉とメロディーを武器とするROCKシンガーソングライター。 1995年26歳で脱サラ。 ミュージシャンとしての活動をメインにしつつも、舞台役者、ローカルタレント、ラジオパーソナリティ、お笑い劇団などで活動。 2000年あるオーディションで何故?か選ばれ、中国に渡りプロのシンガーとして活動。色々あって帰国後、 2003年東京のレーベルからソロシンガーとしてデビュー。 2012年より「ソーセージ」というユニットで全国、北海道から沖縄まで年間250本のライブを行い、3ヶ月に1度被災地だった東北の仮設住宅などでの演奏活動も継続していた、が・・・ 2018年頸椎の病気が再発。手術をするが、両手指、両腕に傷害が残り、2019年障害者認定を受け 2020年二回目の頚椎手術待を受ける。 現在、自宅療養リハビリ中。両手指の麻痺は残ったままだ。