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周山街道をゆく chapter2-2 錦雲渓(1)
→chapter 2-1 御経峠
神護寺に向かう旧街道の左右には人家があったが、通行人には遭わなかった。時折、車の走行音がしたので周山街道(国道162号線)が近いことがわかった。少し行くと国道に出たが、そこはもう高雄バス停前だった。御経坂峠から左右にヘアピンカーブが続くので長い距離を走ったイメージがあったが、今日は旧街道をてくてく歩いてみるとそれほどの距離を感じなかった。
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約3週間ぶり(5月10日以来)の神護寺へのもみじ坂を下りた。日曜日だというのに静かである。
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朱塗りの高雄橋に青もみじが朝日を浴びて清滝川に苔色にも似た緑が水面一体に映し出され、それを眺めているだけで心が洗われ、春風の心地よさを感じた。考えてみれば朝の顔の高雄は初めてであった。
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高雄橋を渡ると清滝川は左手に変わる。橋の袂に神護寺参道入口がある。その横に貴船ほどではないが、高雄観光ホテルやもみぢ家別館の川床がある。
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少し行くと“もみぢ橋“という宿泊客専用の吊り橋があった。その橋で中国人らしきカップルが記念撮影をしていた。この橋の向こうにMICHELIN guido 4の”もみぢ家別館川の庵”がある。そこからしばらく行き赤い橋(清滝橋)を渡ると今度は進行方向の右手に清滝川を望むようになる。ここまでは車が一台通れるほどの道幅がある。ダムはないが、ミニ発電所らしきコンクリート製の水路が背丈より上を通っていた。
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錦雲渓は東海自然歩道と京都一周トレイル北山西部(2)とが併用したコースのである。そのほとんどが清滝川に沿って平坦な道が続く。少し岩場を通るものの初心者は疎か小学3・4年生でも難なく通れる大のお気に入りのハイキングコースである。
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時折、水路から溢れ出た水が土の道の通行を妨げる。なるべく靴を濡らさないよう大きく跨ぐのだが、その水幅広く跨ぎ切れず、ペチャペチャと足音を立て進む他なかった
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cameraのbattery残量が点滅している。いつもなら満タンにして出発するのだが、今朝は迷った挙げ句の出発であったので今頃になってそれに気づくとはお粗末な話である。例えば野鳥と遭遇した時にCameraを取り出しいるようでは逃げてしまう。shutter chanceを逃さないため歩行中もcameraを手に持ち、いつもLensは開けっ放し、当然電源・monitorも付けた状態にしている。
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この錦雲渓には時折、飯盒炊爨でも出来そうな河原がある。今は決められたキャンプ場など以外は禁止されているようである。そんな白い小石がゴロゴロ転がっている小さな河原に美しい小鳥を見つけた。cameraを構えshuter buttonを押したのだが、動かない? Umu、もう一度押したのだが、同じであった。人の気配を感じたのか? 小鳥はその場から飛び去った。
僕のcameraのmonitorにはout of batteryの表示が出た。
chapter 2-3→錦雲渓(2)
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