第2話【ライター】報酬未払いに遭いました【内容証明のやり方を調べてみた】

こんにちは。声優・ライターのきままです。
前回は、「報酬未払いに遭った経緯」をお話しました。

今回は、「社長に内容証明を送るために色々調べてみた」という回です。
ちなみに、この回ではまだ内容証明の完成まで至っていません。

それではどうぞ!

内容証明について調べてみた

社長に報酬を支払ってもらうためには、
・内容証明を送る
・少額訴訟
が一番有効なのかなと思いました。

なので最初の段階として、「内容証明を送る」ことをしてみます。

内容証明ってなんだろう?

内容証明郵便(以下「内容証明」という。) とは、「いつ、誰が誰宛に、どんな内容の文書を送ったか」を公的に証明できる郵便のことです。
内容証明を送ることは、法的手段に訴える前段階ともいえ、「これ以上問題解決が長引くようならしかるべき措置をとる」という強い意思を相手に表明することが可能です。
通常の郵便であれば相手に無視されて終わっていたものが、内容証明を送ることで、事態が一気に動き出すというケースは多々あります。

https://yell-lpi.co.jp/column/contentcertification/art0022/

要は相手をちょっとビビらせることができる郵便物らしいです。相手が「訴えられたくないわ」と思ったら支払ってくれることもあるけど、無視されることもあるらしいですね。

内容証明は裁判でも有効な証拠となるため、たとえば、相手方から「書類を受け取っていない」と主張されても反論できるようになります。

https://asiro.co.jp/legal/consultation/9535/

もし裁判になったときにも有利らしいです。

郵便局で送るか、ネットで送るか選べる

内容証明の提出方法は、ネットか郵便局らしい。

楽そうなのはネット(e内容証明(電子内容証明))だし、そっちでやりたいなと思ったのですが、

・Windowsのみ対応
・Wordが必要
とのこと。

私はmacでWordを持っていないので詰みました。

そうなると郵便局しかないです。

郵便局で内容証明を出すときは、ルールを守らないと受け付けてもらえないらしいです。たとえば…

「文字数」のルール
文字数には、明確なルールがあります。
「1行20字以内・1枚26行以内」です。
このルールは内国郵便約款で決まっています(同約款第123条、以下「約款」といいます)。

https://nao-lawoffice.jp/venture-startup/debt-collection/naiyoushoumei.php#toc_5

そのほかにも、いろんなルールがあって、めんどくさそうです…。

あと、小さい郵便局だと、内容証明の受付をしていないところもあるのだとか。

内容証明ってどうやって作ればいいの?

とりあえず、テンプレートをダウンロードしてみました。

これは2枚のうち最初の1枚
https://1ch-law-saikenkaisyu.com/template

これをみて私が用意する情報・確認作業は、

・クライアントの住所・代表者の氏名
・自分の住所・氏名
○日に○円の記事の納品していることを確認
・○日に報酬が振り込まれるという契約だということを確認
・本来の○日の期日までに振り込まれていない、ということを確認
・振込先
こんな感じだと分かりました。太文字以外はすぐ分かりますので、太文字についてまとめてみることにしました。

自分の報酬金額が分からないことが起こる

整理してみた

分かっていること
・○月○日に〇〇円振り込まれている
・納品日
・納品した時の文字数

分からないこと
・クライアントから提出された明細には「納品記事3件」とあるが、その3件が何の記事なのかは分からない
→納品日を見てこちらが何の記事のことなのか予想するしかない
・納品した時の文字数と、実際に支払われた時の文字数が違う。
→何故そうなっているのか、基準が分からない

一番大事な、「○日に○円の商品の納品していることを確認」ができないことに気づきました。

結局何文字で計算されてるのか分からない

納品時の文字数で報酬を計算し、その金額を払ってね、と内容証明を書くしかないっぽい気がしてきました。

次の振込日まで待ってみたが、何もなかった

ライター達には「7〜8月までに何とかする」と言っていた社長

7月末まで待ってみたのですが、何も起こりませんでした。振り込みもなし!

とりあえずダメもとで、再度催促メールを社長に送っておきました。

分からないことができてきた

・請求する文字数が明確でないのに、内容証明を出せるのか?
・このような場合、書き方が特殊になるのか?
・内容証明を自分で作って、弁護士や行政書士に添削して貰えば安く済むのか?

などなど…ああ、超めんどくさいです内容証明。考えることがいっぱい。

大事だなと思ったこと

・ライターは自分の報酬を理解しておこう
→特に何文字で報酬が計算されるのか
→納品時の文字数と支払い時の文字数はあっているか
・異変に思った時点ですぐ連絡しよう

今回の内容は以上です。
このまま報酬が支払われなかったら、内容証明を書くかもしれませんし、めんどくさくなって挫折するかもしれません。

また進展がありましたら第3話として更新します。

読んでいただきありがとうございました!



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