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なぜUSJはV字回復したのか? 〜セグメントとターゲティング〜

「関西 テーマパーク」と言えば、ユニバーサルスタジオジャパン!と言われても反論される方は少ないですよね?

今でこそ、人気のテーマパークになっているUSJですが、かつては低迷している時期がありました・・・

それはなぜか???

ターゲティングを誤ったからです!

かつては10代〜20代の若者向けにターゲットを絞っていたのです。

オープン当初は順調でしたが、やがて客足が遠のいて行きました・・・

なぜなら、若者は「飽き」が早かったのです。

そこでUSJはターゲティングを見直し、ファミリー層に切り替えたのです。

・ファミリー層は市場規模が大きい(1世帯、家族5人)

・競合が少ない(東京はファミリーランドがある)

これが見事にハマり、今では超人気のテーマパークの位置を確保しています。

このように、ターゲティングはビジネスでは売上を左右するかなり重要な要素になります。

「ターゲティング」をする上でセットになるのが「セグメント」です。

セグメントとは・・・市場を分割する事

USJを例に挙げると、「レジャー市場」になります。

レジャー市場のセグメントは・・・

「アトラクション」

「テーマパーク」

「その他」

USJは「テーマパーク」にターゲットを絞りました。

◎なぜターゲットを絞るのか?

➡️最小予算で最高効果にするためです。

(全ての要素にコストをかけていてはいくらお金があっても足りません)

ターゲッティングには「仮説と検証」が重要です。

市場はどこにあり、誰によって創られるのか、また誰が満たしているのか。

つまりターゲットはセグメント区分を選ぶための要素です。

また、市場を分割(セグメント)する方法も、とても重要です。

市場を分割しても存在するのか?を考える必要があります。

下記の4つの変数に基づき市場を区切る事が出来ます。

人口変数→世帯・職業・年齢撫などの要素を基にコンセプトを変える。
地理変数→地域に基づいてコンセプトや品揃えを変える。
心理変数→メンタルアカウンティングなどを重視したビジネス展開。
行動変数→何を求めているかにより考える。


ビジネスを展開する際、「セグメント」と「ターゲット」を意識してみてください。

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