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我が家のセッシュ顛末記(四回目?)

世間的には話題になっているようなので、我が家の娘氏における三回目体験を紹介しておく。(今頃になってスイマセン)

ちなみに一回目は12歳だったけれども、今回の三回目は13歳だ。僕的には全くインパクトは無い。本人も何か起こらないかとワクワクしていたけれども、殆ど何事もなく終わってしまった。
(冒頭画像のように、おにぎりも綺麗に握れるようになった「レディー」ですから、身長や体重も大人並みに近づいている)

で、「何事もなかった」という部分に関しては、何しろヘーネツ+0.3度の上昇に過ぎなかった。本人曰く、「つまんなーい」との仰せだった。僕にしても、+0.3度という状況では、グラフ作成することが出来なかった。


そして三回目の4月5日から5か月後が近くなった今日では、「政府は四回目のことを早く決めてよー」と意気盛んである。

一方で僕はといえば、国産メーカーではあるものの、給料の殆どは米国での売り上げになる。だから米国事情に詳しくなくては仕事にならず、向こうでは一足先に開始されており、米国の子会社でも「打ったよ。以上、終わり」だった。これではドラマを期待するのが、無理というものだ。

ちなみに上司の本部長は米国で大学院を卒業しているが、そちらの方面でも話題になるようなことはない。かかりつけの小児科院長もオススメというか、三回目は院長自らが「ふふふふふ。では行きますよー」...で、拍子抜けするほどアッサリ終わったとのことだ。

ちなみに娘氏の知っている限りでは、周囲は全員が「三回目はクリア済み」とのことである。年明けの学校は大変なことになったけれども、これならば9月から学校が始まっても、大したことはないかもしれない。

しかし... なんでも職場で会話した際には、我が家は特例だったらしい。まあ友人の親が医者をやっている人がいるし、我が家が特殊だと言われると、そうかもしれない。

特に母親がこういった話を担当すると、まず育児や家事で忙しいから、十分な情報を得るのが難しいママさんたちが多い。それに米国の政府関係サイトを閲覧するような機会もないだろう。

加えて、母親というのは子供のことに関しては、慎重になりがちだ。たとえ頭でわかっていても、「それでも気にしてしまう」というのが、母親というものだ。知り合いでも自分はサッサと終えたけれども、子供たちに関しては悩んでいるというママさんに話を伺う機会があった。

コウノドリというマンガではHPVに関して、「接種して何かあったら、母親というのは、それが原因だったんじゃないかと自分を責めるのよ。そして接種しなくて何かあった時に、どうして何もしなかったのかと自分を責めるのよ」というセリフがあった。

我が母親にしても、同じ悩みを抱えたことがあったとのことだ。僕は扁桃腺が大きいので切除した方が ”望ましい” と子供時代に言われたけれども、結局はそのままにする道を選んだとのことである。

分かっているけれども、”石橋を叩いて壊す某企業”(もちろん自分の会社のことではないですよ。ええ)とはいかなくても、”石橋を叩いて渡らない” という慎重さが、母親というものだ。

なお我が家の場合には家人が慎重になろうとしても、もう娘氏は厨ニ病の13歳である。友だちとも情報交換をしているらしく、「早く四回目をー!」である。ここまで成長するまで、いろいろとありましたなあ ... しみじみ。

それはさておき、こういう時には会社の経営幹部 ... でなくて、政府が率先して広報することが大切だけれども、ちょっとそれが今一つのように見える。

めでたく今年は夏休みの宿題で8月31日に悩まされることからは解放されたものの、9月以降も油断は出来ないらしい。
本当に、悩ましい状況である。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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 記事作成:小野谷静

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