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とうとうソボが来た! 〜図書室訪問の記録 2023年10月〜 

10月8日(日)
実の祖母と妻の祖母を図書室にご招待する。

実の祖母はもうすぐ95歳だが、ありがたいことに元気で一人暮らしをしている。同じ市内に暮らしているが会える機会もそんなに多くない。今回はおばあちゃんふたりを招いて、図書室を見てもらいがてら食事をすることにした。

部屋に入って大量の本に驚く実の祖母。
そして「Aちゃん(妻の名前)ごめんねー」と妻に謝る祖母。
「こんなにたくさん本を集めて…もう売れ!」となぜか怒られる。

食事後もおばあちゃん同士の話が盛り上がり、長いこと話し込んでいた。わたしは秋の陽射しが気持ちよく、ふたりの話をききながらなんだかぼーっとしてしまった。

10月14日(土)
大好きな喫茶店を営むご夫婦が遊びにきてくれる。
おたがいの個人的な話や、本や音楽の話など話題は尽きず気づいたらかなり夜遅くまで引き留めてしまっていた。

たくさんの話題があったが、なかでもやっぱりお店についての話がとても興味深かった。場をつくり、続けていくということは、周りが想像するほど容易いことではないと思う。でも、おふたりの口から出てくるのは、苦労話ではなくて、お店でのふとした瞬間の面白さや、訪れるお客さんのことだった。

おふたりのお店ではいろんなお客さんを見かける。若い男女もいれば、近くに住んでるんだろうなという年配の方たちまで。個人的には、行くたびにひとりカウンターでコーヒーを飲んでいる中年男性がすごく気になっている。いろんな人がいる場って、考えてみるとだいぶ貴重だよなあと行くたびに思う。

自分はどんな場所をつくりたいんだろうとあらためて考える夜だった。

10月28日(土)
妻の友人がお子さんのYくん(5歳)を連れて遊びにきてくれる。
車のなかで寝てしまったので、そのまま家の中まで連れてこられたYくん。すこしたってから目覚めてひとこと。
「(ここ)、、めちゃ、かっこいいじゃん」。

という話を、あとから妻に聞く。

95歳からは不評も、5歳から高評価を頂戴する一月だった。
10月は気候もよくて、縁側がとても気持ちよかったです。



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