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休職したら必読!「社会保険のこと」

ケガや病気をして休職した場合
保険金がもらえる場合があります。

「休職したけどまず何をすれば良いか分からない..」
「精神疾患と診断されたが休職を迷っている..」
「休職したら社会保険はどうなる?」
「自分は対象になる?」

このような疑問を持たれている方に向けて
本日は休職者に向けて
社会保険のおさらいをしていきます!

✔️本日のテーマ

【休職者向け】社会保険の使い方


①医療保険

医療保険とは、
ケガや病気をしたときに
負担額を軽減してくれます。

公的医療保険、民間医療保険
の2種類があり

更に派生して様々な
制度がありますが

今回は休職者の方に
必要な制度に絞ってシェアします。

1-1.国民皆保険制度

この制度は皆さんも
馴染みがあるかと思います。

医療保険に加入している全国民が対象で、
医療費の負担額が3割になります。

なのであなたがケガや病気などで
病院に行くときに支払っているお金は
自動的に70%OFFになっています。

1-2.傷病手当金制度


私が今回一番お話ししたかった制度です。

社会保険に加入しており
以下の条件を全て満たしていれば
通算で1年6ヶ月。給与の2/3
が支給されます。

(1)業務外のケガ、病気であること
業務中、通勤中のケガや病気だと
「労災」扱いになり
保険金がもらえますので
傷病手当金は対象外になります。
(労災の方が条件は良いのでご安心を)

病院やクリニックで
診断書をもらう事によって
傷病手当金を受け取る事ができます。

(2)4日以上仕事ができなかった場合
(連続した3日以上を含む)
→3日間連続でケガや病気で
就業できなかった場合、
4日目以降に支給されます。
(会社の休業日でも1カウントになる)

私が休職したときは有給消化をした後に
3日間待機した翌日から
傷病手当金をもらいました。

(3)休業した期間、給与の支払いがないこと
⚠️傷病手当金やり給与が少ない場合は差額を支給

②労働者災害補償保険(労災保険)

労働災害(ろうどうさいがい、: work accidentあるいはworkplace accidentなど)とは、労働者が、業務に起因して被る災害[1]。労働者が、労働に関連する場(状況)で、事故にあったり疾病にかかったりすること。日本での略称は労災(ろうさい)で、労働者災害補償保険は労災保険と呼ばれる[2]

引用:ウィキペディア

前項で記載した傷病手当金より
手厚い制度になっております。

対象者は労働者すべてで
一部、公務員などを除く
業務中はもちろん、

通勤中に起きた事故によるケガ、
セクハラやパワハラによる精神疾患
なども
労働災害の対象になります。

2-1.労災の補償内容

(1)療養補償給付
労災病院や労災保険指定の
医療機関であれば
療養にかかった費用を
すべて会社が負担をしてくれます。

お近くに上記の医療機関がない場合
直接費用を負担してくれます。

期間も治療が完治するまで
補償を受ける事が可能です。

(2)障害補償給付
治療後に後遺症などの障害が残った場合、
障害の等級によって保険金を受け取れます。

(3)休業補償給付
ケガや病気発生してから
3日間の待機期間を経て、
(傷病手当金のように3日連続でなくてもOK)
給与の60%が会社から支払われます。

更に休業特別支援金が20%支給され
合計で80%の保険金が支給されます。

③追伸:医療費控除

 

社会保険とは別ですが確定申告で
医療費控除を受ける事ができる場合があります。

年間で10万円を超える
診察、お薬、治療代。
病院にかかった交通費。
治療に関わるマッサージや整体、針
など

10万円を超えた金額は
確定申告をすることで返ってきます。

10万と聞くとハードルが
高そうな気がしますが、

以外にそうでもない
パターンもあります。

私の場合、
パニック障害で休職中に
治療費以外で針治療や整体
などに通っていたので、

交通費なども合わせると
そこそこ金額行きました。

当時の私は知識が疎く
領収書もとっていなかった為、
控除を受ける事はきませんでした..笑

休職中は以外に医療費が
嵩んで控除の対象になる
可能性があるので領収書は
とっておく事をオススメします。

昨今は景気も悪いですし
休職することによって
経済的不安が募るかもしれません。

しかし日本の社会保険は
以外と充実しているので
そこまで怖がる必要はありません。

あなたのことを応援しております。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました!










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