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未来の先生フォーラムに参加してみた

現在、未来の先生フォーラム2022というイベントが行われています。

ぼく自身、このようなイベントがあることは今まで知りませんでした。

8月1日~7日に開催されている、日本最大級の教育イベントです。

今年度は、完全オンラインでの開催ということで、日本いや、世界中のどこにいても参加することができます。

参加料は無料です。

わたしは、鈴木寛さんの話を聞きました。その話の中で、印象に残っているのが、「PDCAサイクルではなく、AARサイクルを回していくことが大切」ということです。

PDCAサイクルとは
P(プラン)計画
D(ドゥー)実行
C(チェック)評価
A(アクション)改善

一方で

AARサイクルとは
A(アンティシペイション)見通し
A(アクション)行動
R(リフレクション)振り返り

これからの時代は、世界があっという間に変化し、計画をたてるための前提が次々と変わってしまう。

例えば、携帯電話づくりで、日本はもっと軽いものを!としのぎを削っていた。

しかし、スマホというものが登場して、携帯電話の軽さがどうでもよくなった事例もあります。

だから、計画に時間をかけているとサイクルが回せないということでした。

粗削りでもいいから、見通しが立ったらすぐにやってみる。作りながらバグを直して少しずつ完成に近づけていく。

それが、AARサイクルなんだそうです。

スマホも、よく小さなバグをアップデートによって修正していますよね。

スマホはまさに、AARサイクルを回している存在です。

このように、これからの時代の教育では、粗削りでもいいから、見通しが立ったらすぐにやってみる。作りながらバグを直して少しずつ完成に近づけていく。

そんな経験を教育の中で作っていく必要があるんです。

今からできること

わたしは、難しく考えずまずできることを3つにまとめてみました。

①失敗を歓迎しどんどんチャレンジできる空気をつくる。

「失敗はチャレンジした人にしか経験できないこと。」を合言葉に、失敗は、恥ずかしいことではないということを教室に広めていくことが大切です。

②教師がAARサイクルする姿を見せる。

子どもに、AARサイクルを回させようとするから、うまくいかない。まずは大人がやってみる。自分自身が行動することで、AARサイクルが身に付くし、子どもたちにも伝えていくことができると考えます。

③多様性を受け入れる

これからの時代では、今まで常識だったことが非常識になることもあります。
「そんなの絶対むり!」と決めつけないで、「それは、先生も分からない。一緒に考えていこう。」と未知の課題にもチャレンジしていくマインドを大切にしたいですね。

まとめ

未来の先生フォーラムでは、これからの教育について熱く、本気で大人が語っています。

僕自身初めて参加しましたが、きっと新しい発見に出会えるはず。

気になる方は、リンクを貼っておくので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

共に、日本を明るく元気にしましょう!!


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