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学期末になったら「お楽しみ会」って必ずするもの?

学期末が近づいてきました。
学期末になると「お楽しみ会」をするという小学校も多いのではないでしょうか?

お楽しみ会賛成派、反対派、飲食アリ派、飲食ナシ派などいろいろな流派に分かれています。

今日は、この「お楽しみ会」について書いてみます。

必ずしもする必要はない

結論から言うと、必ずしもする必要はないと思います。
お楽しみ会は、「学活」という教科にあてはまる活動です。
指導要領という学校の先生が見る教科書的なもののねらいがあります。

『学級活動を通して、望ましい人間関係を形成し、集団の一員として学級や学校における、よりよい生活づくりに参画し、諸問題を解決しようとする自主的、実践的な態度や健全な生活態度を育てる。
小学校学習指導要領より

このねらいを達成する手段の1つが「お楽しみ会」なんです!
#はあ 、長い(笑)

だから、手段として「お楽しみ会」が適していると思えばやればいいというわけです。

「お楽しみ会」をする3つの条件

お楽しみ会をするためには、わたしは3つの条件があると考えます。
必ずしもこれが正解ではないので、これをきっかけに、「自分ならこうする!」を考えてみてください。

①目的がはっきりしている。

まずは、ここが欠かせないでしょう。
何のために「お楽しみ会」をするのか?
・学級の仲を深めたい。
・自分たちで、計画・運営する力を高めたい。
こういった目的をハッキリ教師がもつことが大切です。
その上で、子どもたちも目的をもってお楽しみ会を進めることが大切です。

②子どもたち自身から提案している。

次に、子どもたち自身から提案しているということも大切でしょう。
先日、同僚の方に
「2学期はお楽しみ会ってするんですか?」と聞くと、
「うちは考えてないです。子どもたちが言ってこないんで。子どもたちが言ってきたら、考えますけどね。」
納得です。
子どもたち自らが、やりたい!という必要感がないのに、教師側から「やらないの?」などと言わなくていいと思うんです。
大切なのは、必要感ですね。

③できないことを先出しする

最後に、いざやると決まったときに気を付けたいのが、「できないことの先出し」です。
・お金がかからないこと。
・食べ物を扱うこと。
・学級目標に反するもの。
このように、事前にできないことを言っておかないと、不満が残ります。
大まかな条件だけは設定しておくとモヤモヤしないで運営ができます。

オススメのお楽しみ会アイデア

本日は、「お楽しみ会は必要か?」というテーマで書きました。
お楽しみ会はあくまでも手段であるということを忘れずに行いたいですね。

最後に、オススメのお楽しみ会アイデアを紹介して終わりたいと思います。

①1人1分得意発表

・1人1分で得意を発表する。
・ペアになって、2人で2分、3人で3分とするのも可
それぞれの見えなかった一面が見られて面白いです。

②係活動とのコラボ

・音楽係にBGMを担当してもらう。
・お楽しみ係に司会、進行を任せる。
・掲示係に教室や黒板のデコレーションを任せる。
文化祭みたいで楽しいです。

それでは本日はこの辺で(^_-)-☆


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