2020年を振り返って

水川青天です。
2020年も残すところあと24時間を切りました。皆さんにとって2020年はどんな年でしたか?
この記事では、私の2020年というものがどんな年だったか振り返ってみようと思います。

結論:2020年は地獄のような年だった

先に結論から申し上げましょう。2020年は"地獄"という言葉以外どんな言葉で表現すればいいかわからないぐらい"地獄"みたいな年だったと思っています。
新型コロナウイルスの感染拡大に始まり、感染しても……どころか感染していなくても社会的に抹殺されるかもしれない恐怖と常に隣り合わせ。
思うように行動できないもどかしさ。
常にストレスで極限状態。
あらゆる現実を思い知らされた。
……というぐらい、もう2度と経験したくないような"地獄"を経験したと私は思っています。はっきり言って2020年に何もいいことなどなかったと言っても過言ではないほど。
私が感じた"地獄"がどんなものだったか、振り返っていってみましょう。

"破壊者"の襲来

あれは1月だったか2月だったかの話でしょうか。
"破壊者"、新型コロナウイルスの感染者が日本で発見された、と。
最初期の頃は現在ほど盛大なニュースにはなっていなかったと記憶していますが、気がつけば愛知で200人以上出た、東京では900人だ、とニュース速報まで打たれるほどの脅威と恐怖を与える"破壊者"にまでなっていました。

家から出られない、でも出勤しなければならない

そして忘れもしない4月16日。緊急事態宣言が全国に発令。日本中大パニックです。
この時本気で私は"破壊者"に殺されるぐらいなら自ら死んでしまえ、と思い、自殺未遂するも踏みとどまりましたが、私には悩みの種がありました。
自身の活動では外に出られないのに、出勤することを求められたのです。
もっとも当初は"さすがに緊急事態宣言が出ては"と自宅からのテレワークが検討されていたのですが、私の同僚が"ネット環境がないし水川が来ないと困る"、と強硬にごねたせいで立ち消えになり、出勤せざるを得なくなりました。
しまいには県外への出張まで求められるようになり、現在まで私を追い込む脅威の1つとなっています。

私の知ってる"麻雀"は"麻雀"ではなく

この事実を"破壊者"から突きつけられたことがとてもショックでした。
最早"麻雀"ではなく"水川麻雀"という全く別のゲームであると開き直っていますが、実質的に開き直らざるを得なかったというのが実情です。
正直どっかのYouTuberが面白がって取り上げてくれないだろうか、という望みに賭けましたが全くそのような声はかからず。
ネット麻雀では満たされないと知り、今も"水川麻雀"のためのゲームアプリを開発しようかと検討しているところです。

舞い込んできた"VTuberプロデュース"

緊急事態宣言が明けた5月下旬、私に1つの話を持ちかけられました。
"VTuberをプロデュースしてくれないか"という話でした。
私はVTuberについて全くの素人、そんな話を何故私に持ちかけるのか?と思っていたところはあるのですが、私はこの話を受けることにしました。
プロデュースはキャラクターデザインから始まり、"中の人"、アートワーク・モデリング担当者の選定といったところから携わり、6月に"青海影香(アオウミエイカ)"としてVTuber界に産声を上げるのでした。
後に彼女は私が開発を手がけるCelestial Shooterの"仲介人"となって他の音楽ゲームと提携する橋渡し役となってくれるなどの活躍を見せますが、彼女絡みの不祥事も起こしてしまっており"VTuberをプロデュースした"ことをよかったことに数えていいかと言われると、答えは否と思っています。

初動で躓いた集大成

"破壊者"が寒さという武器を携えて攻勢を強めた11月、私の"音楽ゲームの集大成"たるCelestial Shooterがオープンベータテストを開始しました。
しかし、"ホールドノートが先端しか表示されない"というバグの報告が。
やってしまった……と感じました。ベータテストを言い訳にできるのか?すぐに直るのか?と大急ぎでバグの調査に着手しました。
結果的に修正できたもののベータテストとはいえ致命的なバグを残したままベータテストを始めてしまい、大きく信頼を落としてしまったことは本当に反省しています。

もう、こんな思いはしたくないから

……と、ほとんど愚痴みたいなことを書いてきましたが、2021年もまたこんな"地獄"みたいな年にはなってほしくない、と願っています。
もし2021年という年も"地獄"みたいな年になるのなら、私は永遠にこの"地獄"を生き続けなければならないと半ば恐ろしさのような感情を抱いてもいます。
2021年という年がよい年とならんことを。
Best wishes to everyone.