やっぱりABXYの配置は任天堂配置であるべきだ

水川青天です。お久しぶりです。
社会派ネタが続いたのでたまにはゲームの話題でも。

ASPのゲームにおけるABXYの配置

私が代表を務めるAquamarine Sky Projectからリリースするゲームは、ボタンの名前が"ABXY"であって、その配置は任天堂配置です。
つまり、Nintendo Switchと同じ、Aが右・Bが下・Xが上・Yが左の配置です。
配色までは合わせておらずオリジナルの配色(Aが青、Bが赤、Xが緑、Yが黄色)とはなっているのですが……

"ABXY"のはじまり

ABXYボタンが初めて登場したのは任天堂が発売したスーパーファミコン、発売が1990年ですからこの記事が執筆された時点から30年前に遡ります。
当の任天堂はひし形に並んだ"ABXY"を崩した配列を採用したコントローラーを出したこともありましたが、2004年発売のニンテンドーDS以降は現在のひし形に並んだ"ABXY"に回帰し、それが現在のNintendo Switchにまで受け継がれた……という、紆余曲折ありながらも最後はこの"ひし形に並ぶ30年前のABXY"に回帰していきました。

"ABXY"が与えた影響

その後この"ABXY"は、日本国内のゲーム業界において大きな影響を与えました。
"○×△□"を採用しているPlayStationシリーズでもつい○を"Aボタン"みたいに言ったり、任天堂配列とはAとB、XとYが逆になっているXboxでAを押したつもりがBを押してしまったり……という経験をした方も多いのではないでしょうか?
実際私は両方とも経験していますし、私に関しては今でもPSシリーズのゲームにおいて○を"Aボタン"、×を"Bボタン"と言ったりします。
それだけ、"ABXY"が与えた影響は大きいものがあると信じています。

守りたい、"ABXY"

私はASPのゲームにおいてこの"ABXY"を採用し続けています。
現状、任天堂機種以外で「ABXY」は事実上Xboxのものになってしまっています。
そんな中でも、この"ABXY"という伝統を守りたい。右側のボタンを押したら決定できるんだ。下側のボタンを押したら戻るんだ。という伝統を取り戻したいと思っています。
「ABXY」はXboxだけのものではないということを、これからも主張し続けていきたいです。
"ABXY"の伝統を守るため、これからもゲーム開発といった活動に取り組んでいく所存です。