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【ディメンションゼロ大会レポート】望廊杯2nd本戦

11/27に行われた望廊杯2ndに参加した。

使用デッキを決めるまでの考えと、当日の結果をレポートする。

デッキ選択

候補は2つあり、どちらを使用するか当日まで悩みに悩んでいた。

候補1:赤青t黒急襲

仙台予選で使用し、優勝したデッキ。

◆長所
・序盤の盤面の取り合いに付き合わない
この環境には、《光の勇者マキリ》《料理長コック・ハワード》という盤面を強くマウントするカードが存在する。ユニットから展開を始めるデッキがこれらから一度マウントを取られてしまうと、盤面の不利を巻き返すのは非常に難しい。だが急襲デッキはベースから展開をする性質上、これらのマウントを受けることなく戦える。

・除去が豊富
《バーミリオン・ハンター》《ブレイブ・スパーク》という使い勝手の良い除去が採用できる。これらは序盤の遅れを取り戻すためにも、タイトなスマッシュレースを制するためにも有効なため腐りにくく、相手に合わせたゲームスピードで柔軟に戦える。

・互いの墓地を除外できる
《錯乱時計パニックヴォイス》《光の巫女ホリプパ》は採用率が非常に高く、まさしく環境を代表するカード(本デッキにも採用している)。どちらも墓地を燃料とする効果を持つため、《祭儀の踊り子リムセ》による墓地除外は環境的に大きなメリット。相手の《パニックヴォイス》《ホリプパ》は機能不全にしつつ、自分は一方的に《パニックヴォイス》《ホリプパ》の恩恵を受けることができる。

◆短所
・着地した《ワード・エイト》《プラチナドラゴン》に対処できない
ユニットの対処を赤いカードに頼っているため、耐性-赤を持つカードは着地狩りをする以外に対処できない。その着地狩りも、《ワード・エイト》は覚醒による登場の速さ、《プラチナドラゴン》は《悪魔竜エキドナ》経由で登場スクエアを対象に取らないことから事実上不可能。戦闘面での不利・クロックの速さから、着地を許すと敗色濃厚となる。

候補2:青単隊列

多角的な攻め手を持つデッキで、相手に綱渡りな判断を強いる。

長所・短所は【ディメンションゼロデッキ紹介】青単隊列 を参照

デッキ相性

想定していたデッキとの相性は以下の通り。

赤青t黒急襲
赤緑コロボックル:微有利
青単隊列:有利
白単フェンリル:不利
赤青急襲:有利

青単隊列
赤緑コロボックル:微不利
青単隊列:五分五分
白単フェンリル:有利
赤青急襲:不利

大会前日に有志で集まった調整会は青単隊列が大ブーム。
青単隊列のミラーマッチを何度も行ったが、デッキ回転の差が勝敗にもろに直結し、プレイングが介入できる余地が少なく感じられた。自身のデッキ経験値が足りないのかもしれないが、これ以上経験を積む時間は既に無い。

当日のシェアは分からないが、ミラーが不毛という時点で心は赤青t黒急襲に傾いた。赤青急襲系は長年使いこんでいたこともあり、純正赤青・t黒問わずミラーマッチには自信があった。唯一不利な白単フェンリルは赤緑コロボックルにも青単隊列にも不利だと考えていたため、予選を勝ち抜けないだろうと予想。

使用したデッキ

赤青t黒急襲

仙台予選の時から若干変更。
in《マグマ・ダンサー》2
out《光の巫女ホリプパ》1《光の勇者マキリ》1

《プラチナドラゴン》や《マスター万手ブレード》など、こちらの処理能力を超える踏み倒しへの対策として《マグマ・ダンサー》を採用。
このデッキの《光の巫女ホリプパ》は7コストが重く、スマッシュを入れられた後の返し手としての役割が主。必須となるマッチアップもないため、減量した。《光の勇者マキリ》は引いている&スマッシュ先行できる状況が稀だったため不採用とした。

結果

1回戦 赤緑コロボックル〇
2回戦 白青黒スターロード〇
3回戦 白単スターロード〇
4回戦 ID-
5回戦 青単隊列〇
6回戦 白黒赤スクラップ〇
5-0-1 予選2位通過
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準々決勝 白単フェンリル〇
準決勝  赤緑コロボックル〇
決勝   赤緑コロボックル×
結果:準優勝

決勝戦では《ファンシーカット・ムーンストーン》の合成だけは防がないといけない場面で、
・エネルギーに《ファンシーカット・ムーンストーン》が見えていない
・《大陸アルドのフェアリー》をエネに置いている
ため、《ダークサイド・ソウル》を構える青エネを倒してしまった。
結果、プランから《ファンシーカット・ムーンストーン》がめくれ、合成によって大きなエネルギー差がついてしまった。こちらのエネルギーに赤を置けていなかったこともあり、対処が追い付かず敗北。
合成以降も途中でいくつか分岐点があったが、全て見落としてしまっていた。どれも負けないようにすることが精一杯な分岐だったとはいえ、より良い選択肢を選べなかったことは力不足でしかない。

このように悔しい結果となってしまったが、正しいデッキ選択をできたと思うし、今の自分の実力は発揮しきれたように思う。

会場では久しぶりに会えた人も多く、とても楽しい時間を過ごすことができた。運営の皆様、参加者の皆様、お疲れさまでした&ありがとうございました。


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