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読書記録6「何者」
「何者」(朝井リョウ)
5/21 3時間弱で通読
読んじゃった……
もっと早く読んでおけば良かったような気もするし、いま読んで良かったような気もする。
とりあえず俺が何者になりたいのかはちゃんと考えなきゃな、と思った。もう目の前だ。何がやりたいのか考えて、決まる前にとにかく動くしかない。
なんかこうやって感想書くことそのものが恥ずかしいことのような気持ちになってきたな。よく分からないし考えたくない、考えなきゃいけない気はするけど寝不足の頭には酷だろ。
人物描写の精度というか、人間への観察眼すごいな。
主人公の目線で読者を観察者にしつつ、最後の最後で叩きつける構成は見事だな。普通にしてやられた。
Twitterアカウントの件、そもそも一つのメールアドレスで複数アカウント作れるというのを知らなかった。情弱のさらにもう一段下の情弱だったおかげで助かった。怖いから連携消しておこう。今のところ見られて困るものはないはずだが…インターネットは怖い。人間を繋げようというアメリカ人どもの善意が俺みたいな陰湿ジャップを苦しめる。
義隆が瑞月に、拓人(主人公)が理香に詰められるシーン、感傷マゾみを感じた。朝井リョウは感傷マゾなのか。いや普通に考えたら感傷マゾのオタク達が朝井リョウの影響下にあると考えるのが自然か。
作者、朝井リョウに対して、じゃあお前は何様なのよ?という問いをしたくもなるが、そこはどうなんだろうか。
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