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能登半島地震の津波シミュレーション

能登半島地震の津波シミュレーションをしてみた。

計算のやり方は下記のnoteで述べた通りである。

震源モデルとしては、国土地理院が地殻変動をもとに暫定モデルを公開していたので、それを使わせていただいた。

わたしは津波の専門ではないため、この状況であまり不確定なことは言わないことにする。津波の先生は多くいらっしゃるし、より詳細で厳密なシミュレーション結果がそのうち公開されるだろう。

ただ、津波の挙動の概要はこのような感じではないかな、というざっくりした理解には悪くないと思うので、そういうつもりで見ていただけたらと思う。

Twitterでも述べたが、複雑な海底地形で伝播速度が異なるため、津波の到達時刻が地点ごとにバラバラに変化するのがわかる。富山湾は海底地形が抉れていて深くなっている。そのため津波は早く伝わるのだ。一方で、新潟側の海岸付近は水深が浅くなっていて、伝播速度が遅くなっているのがわかる。

シミュレーションが終わって動画ができたら、また紹介したい。取り急ぎの紹介である。

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