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能登半島地震の津波シミュレーション
能登半島地震の津波シミュレーションをしてみた。
国土地理院の暫定モデルで津波のシミュレーションをしてみた。Gebcoの地形データを使っている。津波の専門ではないのであまり詳細には語らないが、複雑な海底地形で伝播速度が異なるため、津波の到達時刻が地点ごとにバラバラに変化するのがわかる。 pic.twitter.com/l0lKjNU7v6
— さ い す け (@seisorche) January 4, 2024
計算のやり方は下記のnoteで述べた通りである。
震源モデルとしては、国土地理院が地殻変動をもとに暫定モデルを公開していたので、それを使わせていただいた。
わたしは津波の専門ではないため、この状況であまり不確定なことは言わないことにする。津波の先生は多くいらっしゃるし、より詳細で厳密なシミュレーション結果がそのうち公開されるだろう。
ただ、津波の挙動の概要はこのような感じではないかな、というざっくりした理解には悪くないと思うので、そういうつもりで見ていただけたらと思う。
Twitterでも述べたが、複雑な海底地形で伝播速度が異なるため、津波の到達時刻が地点ごとにバラバラに変化するのがわかる。富山湾は海底地形が抉れていて深くなっている。そのため津波は早く伝わるのだ。一方で、新潟側の海岸付近は水深が浅くなっていて、伝播速度が遅くなっているのがわかる。
シミュレーションが終わって動画ができたら、また紹介したい。取り急ぎの紹介である。
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