青春の窓 -旅の記憶-

お腹が弱くて、引っ込み思案な旅人です。田舎が好きです。 写真家のパートナーと世界を旅…

青春の窓 -旅の記憶-

お腹が弱くて、引っ込み思案な旅人です。田舎が好きです。 写真家のパートナーと世界を旅しています。 旅の様子はYouTubeチャンネル『青春の窓』でも配信しているので、ぜひご覧ください。

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【大ピンチ】メークローン市場で倒れた私の目の前に現れた救世主の話

何とクレイジーな...! タイの首都バンコクから行ける人気観光地、メークローン市場。 初めてその市場の写真を目にしたときは、言葉を失った。線路の上に所狭しと日用品や生鮮食品が並べられているではないか。 列車に轢かれたらどうするのか?衛生的に問題はないのか?日本だったらどう考えても実現し得ない光景だ。ぜひともこの目で見てみたいと思い、私たちは、心を躍らせながらメークローン市場への行き方を調べた。 バンコクにある国鉄ウォンウィエンヤイ駅から列車に乗り、マハーチャイ駅まで行く

    • ゴミと暮らす友人に教わった5つのこと(後編)

      前編はこちら 私たちは、その晩、宿のオーナーであるヤシンに相談した。 「私たちは、今日イズミルの街で、ゴミを集めて生きているユセフという男性と知り合いました。私たちは彼のために、自分たちにできることをしたいと思いました。  私たちは動画クリエイターとして、いくばくかの収益を得ています。彼と一緒に動画を作り、その動画で得たお金を彼に渡すことで、少しでも彼を助けてあげられないだろうかと考えました。そして、もし、あなたがこの考えに賛同してくれるなら、ユセフに電話して、私たちの思

      • ゴミと暮らす友人に教わった5つのこと(前編)

         「私はイズミルに行ってみてほしいな〜!」  トルコにあるブルダンという山間の村でお世話になったご夫婦に、海側か山側か、次の行き先はどこにしようか悩んでいるのだと相談したところ、奥さんからイズミルというトルコ第三の都市に行くべきだと、弾ける笑顔でおすすめされた。 「若者がたくさんいて活気があるし、海が綺麗よ。親戚が住んでいるから、私もよく行くのよ。あ、イズミルに行くんだったら、絶対に“ボンバー”を食べてみてね。今とっても人気があるの。甘いけど、私はいつも3つぐらい食べたく

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