見出し画像

「ひめちゃんは重い女」がわかりみしかない…!!

僕、取材受けましたっけ?

と勘違いしそうになるくらい、姫ちゃんに共感しかありませんでした…

ここまで極端ではないけれど、でも姫ちゃんが不安になる気持ちがすごくわかる。とてもわかる…わかりすぎて辛い…(´・ω・`)

不安になる理由はいくらでもある。心配だから、このまま嫌われちゃうんじゃないか、もう会えなくなるんじゃないか…いくらでもあって、その不安を解消しようたって多分無理なんだよね。

やりすぎちゃって嫌われる…一君のこともすごーくわかるよ。

でも、それがわかっていてもやってしまう。僕らの感じる不安は、理性なんて簡単に押しやっちゃう。

そんな姫ちゃんの彼女の夜ちゃんは、まさしく理想で、そして最も理解不能な存在

僕らのように不安型の人間は、夜ちゃんの考え方はさっぱり理解できない。全然わからない。どうしてそう考えることができるの?疑問にしかならない。

あと、この本を「ギャグ」っていう人。本当にいるからね?こういう人(僕含めて)。僕は最初エッセイ漫画かと思ったよ?(ギャグのつもりで作者が書いてたとしても)


この本を読んでいると、前に読んだ本のことを思い出す。

姫ちゃんや一君は不安型。夜ちゃんは安全型。(ちなみにこうやって分析したがるのは不安型の傾向にもあったりする)

重いといわれる、愛を求めすぎるというけれど、実際はそういうのとはちょっと違うかなって。

僕ら不安型は、人とのつながりを無条件に信じることができないんだ。条件があって初めて人は人と繋がる、と信じている。

だから不安型は、一生懸命行動してしまう。行動することが、繋がりを作るんだと信じているから。

それは、親にかまってもらいたくて何かをする幼児みたいなものなんだ。注目してほしい、かまってほしい、僕を気にしてほしい…その一心で、何かをする。

「何かをしてあげたい」という気持ちは、裏を返せば「何もしなければ嫌われる」という裏返し。

注目してほしい相手には徹底的に尽くすし、そうでない相手には冷酷にもなる。

けれど、そうやって行動したことが相手にどう思われるのかを人一倍気にしてしまう性質もあるんだ。それは相手からすれば取るに足らないことなのに、僕らはそれだけで嫌われてしまうんじゃないかと怯える。

だから自爆も多い。自分のしたことで、自分にダメージを与えることもしばしば。


わかりみしかないこの漫画。

もしあなたが恋愛で不安を感じることが多いタイプなら、きっと共感できることは多いはず。


今ならKindle Unlimitedで読み放題中(2021/12/28)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?