留学生活2ヶ月過ぎて思うこと

自分の人生において、留学をするなんて想像もしてこなかった。しかし、現在カナダに留学中である。海外に行くのは、高校3年の家族旅行以来で、今回が2回目になる。家族旅行は、たったの4日間だったから、3ヶ月の留学とは比べものにならないくらいの日数だ。19年間ずっと日本で生活をしてきたわけで、日本で世界を学んできたわけで、いざカナダに来てみると、当たり前のように何もかもが初めての経験で、毎日色んな視点から、自分なりに新しいことを発見してきた。しかし、留学生活2ヶ月が過ぎて、一つの疑問を持ち始めた。

自分はこの留学で何を残そうとしているのか?

たしかに、この2ヶ月たくさんのことをいっぱい学んだ。ベジタリアニズム、カナダでフランス語が話されている理由、日本とはなにか、などカナダにいるからこそ日本のことも学べたし、日本の素晴らしさも改めて知った。もちろん、英語力も行く前よりは確実に伸びている気がする。

だが、この留学で1番熱中したものはなにか。

自分ではこの質問に答えることができない。自信を持って1番と言えるものはない。広く浅く、色々なことを学んできた。それを、もっと深く追求していけば、自分の満足するものになるんじゃないのか。残り1ヶ月しかない、いや残り1ヶ月もある。一生語り合える友達を作るのか、一生忘れない経験をするのか、最後に泣けるくらいの関係を築きあげるのか。なんだっていい、最後に自分が一番熱中したと思える、そう思わなければ、俺の留学は日本に帰った時、ただの楽しい期間だけで終わってしまう。おれはこの街が好きだ。一生ここで暮らしてもいい。けれど、帰らないといけない期間がある。場所がある。やらなきゃいけないことがある。向き合わないといけない課題がある。

さぁ、残り1ヶ月、この留学のタイトルを探しにいこうか。

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