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日本の美の風習のもとで生きてきた自分が留学先で得た感情は。Part 2

前回に引き続き、留学で感じたことを書いていこうと思う。海外に行って、多くの人が思うと思う。

サービスの質低いなあ

これは日本が凄すぎるだけであって、他の国ではその国の当たり前がある。でも、海外に出てみないと日本のサービスの凄さは感じらない。これが当たり前だと思ってる日本人もいるだろう。さらに加えると、日本にチップという文化はない。

今回は、サービスという点に焦点を当てる。カナダでものすごく名残惜しいことがある。それは、レジの人とのこの会話だ。

"How are you?"

たったこの3文字だ。毎回買い物する時、レジの人がこの言葉を発する。日本の店でいう、いらっしゃいませくらいよく聞く言葉だ。しかし、考えてみてくれ。

こんにちは、いらっしゃいませ。

と言われて、

こんにちは!

と返す、日本人はどれだけいるか。コンビニでも店員さんは、必ずと言っていいほど、

いらっしゃいませ〜〜

という。いらっしゃいませ単体に対して返す言葉が日本語では見当たらない。こんにちはと言われたらこんにちはと言えるが、いらっしゃいませと言われてなんと返そうか考えてしまう。ましてや、こんにちは、いらっしゃいませと言われて、

こんにちはーー

と返すと、一部の店員さんは驚く。なぜだ。こんにちはと言われて、こんにちはと返すのが友達同士とか、職場では当たり前だけど、店員さんに向かって、返したら驚く人もいる。

レストランや居酒屋で食事をして、お会計の後、店員さんがありがとうございました、またお越しくださいと言っているのにもかかわらず、無言で出ていくお客様もいる。

ご馳走様でした!

が言えない。いや、言わなくてもなんとも思わない。

日本ではほとんどの誰もが日本のサービスの素晴らしいは認識していると思う。

お・も・て・な・し

この言葉が流行ったのだから。誰もが認識しているが、実際にはそうでもないみたいだ。自分はラーメン屋でバイトをしているが、フードコートなので、お客さんは食べたお皿は返却口まで持ってこないといけない。その際に、自分は必ずありがとうございます。と伝える。それは当たり前であろう。しかし、反応が返ってこないことがしばしばある。別に反応してほしいわけではない。それが日本の現実であることに、多くの人が認識してほしい。カナダでは、どんな時でも必ずHow are you?と聞いてくれた。それが礼儀なのかもしれない。それがカナダのスタイルなのは分かってる。日本は日本のスタイルでいいじゃないかということもわかっている。

伝えたいことは、サービスを提供する側だけではなく、受け取る側の質が日本は低いと思う。別に会話をされてるわけじゃない、こんにちはと言われたらこんにちはと返せばいい。食べ終わったらどんな場所でもご馳走様でしたと伝えればいい。これから先、お互いが伝え合える関係、主張し合える関係に変わっていくことを願う。

最後までご覧頂きありがとうございました。
次の記事では、最後のPart3 失敗がどう影響するのかを考えていきます。

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