見出し画像

昭和の家電はすごかった!


私は1958年生まれ
日本が戦後の復興から高度成長を遂げる真っ只中に生まれ育った

私は東京オリンピックもリアルで知っている
この時初めて我が家に足のついたテレビがやって来たからだ
色のつかない「白黒テレビ」ってやつだった(笑)


何インチのテレビ? たぶん18インチかな? 
記憶はないが、テレビの上に妙なものが乗ってたし4本足で立っていた

初めて見た・・・これがVHFアンテナだった


白黒だったけど、十分楽しめたし興奮もした・・・今でも覚えている

その後、洗濯機や掃除機がやってきた
この時、貧しかった我が家にも「三種の神器」が揃ったのだ

画期的で衝撃的だった
昭和の家電は本当に素晴らしかった

テレビやラジオには真空管が組み込めれていた
そして、真空管に熱を帯びると少し埃が焦げた匂いをしていた

心配になり思い、隙間から中を覗くと真空管が煌々と光っていた


それから15年経った

時代は1979年バブルになりかけていたころ
20歳になった私は念願の家電量販店に勤めていた

所属は憧れの高級オーディオ売り場の担当である

昭和のオーディオは当時の男性達を虜にしていた

DENONのターンテーブルにフォスティクスのカートリッジ
輪入スピーカーはJBL4343、国産ではYAMAHAの1000モニター

テレビの世界は特に進んでいました


当時は、白黒の時代ではなくカラーテレビが普及していた

主流は20インチでブラウン管・・・そして覆うケースは木製である

高級感漂うカラーテレビは、家具と言っても過言ではない存在であったと思う

その後カラーテレビは、冬に開催されるオリンピックの度に進化を遂げた

記憶が曖昧であるがロサンゼルス大会では29インチが主流だった
木箱のデザインは姿を消してプラスチックでブラックになっていた


この辺りから冷蔵庫も大型化が進んだ 
そして、一人100リッターの時代に突入した

つまり四人家族で400リッターが当たり前になってきた

その後オーブン付き電子レンジが一般家庭でも手が届く価格になり自宅でケーキを焼いたりホームパーティーが流行った


昭和の家電はすごかった


今でも昭和の家電を使っている人はたくさんいます
実は、私の実家は昭和の家電だらけです

構造がシンプルなので自分で修理が出来たりする(笑)


昭和の家電っていいですよね


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?