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8月4日の未来をつくるサロン;人口動態データ解説-東京一極集中の「本当の姿」と推論力~データを読み解く力
今日のサロンは、ニッセイ基礎研究所様の「人口動態データ解説-東京一極集中の「本当の姿」(上)」を取り上げました。
筆者は以下のように議論を整理しています。
しかし、当然ではあるが、東京都が人々を奪ったわけではなく、東京都が人々に選ばれてきたわけである。
ダイバーシティの時代に個々の感覚がより尊重されるようになり、落合陽一氏の指摘するデジタルネイチャーの時代において、まるで隣で起きたことのように遠い東京都の情報が地方の人々の眼前にも広がっている。そして、眼前に示された情報の中で、個々の感覚で人々が東京都を目指して動いている。
人口移動の議論においては、絶えず、東京がいわばブラックホールとなり、全国中の人口を吸収しているという指摘されています。
筆者の分析の秀逸な所は、男女で人口動向を再整理したことです。結果、このような結果としています。出典は文中です。
群馬県の28.4倍というのが気になります。そして、なぜそうなったのかと言うことが課題と想定できます。推論、アブダクションと言ってもいいのですが、隠された原因をどのように検討するかが、次のステージになります。これは自分で実施すればいいのですが、他県の比較、そして県内移動との比較したくなります。
この手法は、アブダクションという手法になります。当初の外れ値をどのように理解すべきなのか、もしかして外れ値に新しい原因が潜んでいるかもしれないというものになります。
「アブダクション」は「起こった現象」に対して「法則」を当てはめ、起こった現象をうまく説明できる仮説を導き出す推論法だ。だとすれば「起こった現象」と、それをうまく説明できる「仮説」の間に合理性があれば、その間に存在する「法則」を浮き彫りにすることができる。↓からの引用です。
という議論でした。↑申し込みはこちらから。
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