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Learning to be

学ぶ楽しさを実感している今日この頃


何を隠そう(別に隠してはいないのですが)、私は長いこと英語を担当していた。
たまたま、今担当していないわけであるが、この国の英語教育の不思議さを茶化すこともできるのでちょうどいい。個人的には、6年間も英語を勉強して会話もできないのはその目的と教える方に原因がある、つまり話すことを教えていないからだと思っている。

閑話休題。


Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.
今は、コミュニケーション心理学ゼミを担当しているが、正直よく勉強している。多分授業のためにやっているとなると、いい加減もう飽きてくるのであろうが、なんと学ぶことが面白いのである。
20歳の頃学んだことなど、はるか昔の忘却の彼方に行ってしまったので、全く覚えていない。しかし、それから半世紀生きてきたことでやっとわかってきた気がすることが多いのである。まさに、Learn from yesterday だ。
まだボケないぞと気合を入れて、live for today だ。

そして、だからこそ明日に希望を託すことができるのだ。
アインシュタインはうまいことをいったものである。
もう私の親などこの世にいないわけであるが、若いころ「なぜ勉強するのか」と問うと、「今はつまらないかもしれないが、いい学校にはいって、いい会社に行って、幸せになるのだ。」と全国の大人はこどもたちに言っていた。
そんなこと言われれば、そりゃあ勉強なんてつまらないものだと思うわけだ。加えて、大人どもは「学校の勉強なんて会社じゃあ役に立たない」などと言ったりもした。もしかしたら、まだ言っている輩もいるかもしれない。
古希を過ぎた今だって、Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. なのだ。
最期に、学ぶことはこうだといっているユネスコから引用する。

学習の四本柱 (21世紀教育国際委員会 1996年 ユネスコ)
1知ることを学ぶ(Learning to know)
2為すことを学ぶ(Learning to do)
3共に生きることを学ぶ(Learning to live together, Learning to live with others)
4人間として生きることを学ぶ(Learning to be)


BEですよね。(グランマ TOMIKO)

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