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落下

夢見と言うか、ふとアタマに浮かんだ事が現実になる
その様な経験ないだろうか

今年の全日本自転車競技ロード選手権大会(以後全日本選手権と書く)は伊豆にある日本サイクルスポーツセンターで開催された
今年は初日のタイムトライアルは観戦しないで、二日目のU23を途中から観戦した

東京オリンピックのMTB競技で使用される為の改修でロードレースも開催されなくなってしまったので、ここで全日本選手権が開催されたので訪れた久しぶりの会場

二日目のレースも終わって帰り道
飲んだペットボトルを捨てて、帰ろうと思いながら歩いていたら
足元でガチャン、、、、肩から下げていたはずのカメラが落下していた
何の予兆もなく、落ちた

良く見るとレンズフードが外れて割れている
カメラ本体のD500は、、、目に入ったのはネジ穴
どうも、ブラックラピッドで吊っていた70−200の三脚環のスライド部が滑り落ちたらしい
スライド部を締めているロックネジが緩んでいたようだ

落下のショックを吸収して割れたレンズフード

慌ててD500本体を取り上げて、ファインダーを覗く
何かにフォーカスを合わせるとちゃんと動く

レンズフードが壊れて、外れて衝撃を吸収してくれた様子
更にペンタプリズム上部にあるホットシューカバーに赤い舗装面の色が転写されている
これも少し厚みのあるラバーがあるので、それが衝撃を受けてくれたと推測

宿に着いてから、カメラの動作確認と補修
レンズフードは割れているがレンズ先端に取り付け、固定できる
割れを補修すればなんとかなりそうと判断する
とりあえずレンズのスイッチ部に付けていたパーマセルテープで暫定補修して凌ぐことにする

翌日の動作確認でも問題は無く、フォーカスもVRも効いている感じなので
男子エリートの撮影も無事できた
家に帰って撮影データを確認した問題は無さそう

レース中にコースの反対側に現れたMカメラマンが嬉しそうに
「落としたんだって〜」と声を掛けてくれた
実はMカメラマン、昨年の富士クリテリウムで買ったばかりのZ9と100−400をブラックラピッドで吊っていて同じように落としてカメラ本体とレンズを大修理した人
「レンズもカメラ」も大丈夫だったよと返事を返すと
「こいつは本体も逝っちまったよ〜」とZ9を持ち上げながら笑顔で返してくれた
やはりレフ機の方が丈夫なのかなぁ

実は数日前に何と無くだが、ブラックラピッドの吊りに不安を感じて
そう言えば最初は落下防止テザーをつけていたなぁなんて考えていたのだった
何と無くだが、そんな予感をしていたのだろうか。。。。

帰って来てレンズフードをパーマセルテープで補修

レンズフードが外れた後にフィルターが地面に接触したらしく2箇所にキズがある事を確認

フィルターは傷が付いているが変形も無く、普通に外せる
そこそこ高い場所から落として、この程度済んでいるからラッキーだったと考えよう


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