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トンボ君、なぜ、君はここに!?

幕張メッセでの展示の仕事が昨日までありました。
コロナで中止になっていたので、久しぶりの外でのお仕事です。
木曜日は会社の仕事は午前で引き揚げ、会場に行って準備するのですが、
帰りの電車では、各駅停車20駅を超えていかなければならず、帰宅してバタンキュー。慣れるまで3日かかり、昨日が一番元気でした!


 
さて、準備の次の日、会場に行って、テーブルにかぶせた布を取るだけなのですが、その布に、大きなトンボが張り付いていました。
ギョギョギョ!
そのまま張り付けているわけにもいかないので、触ったことのない羽根をそっともって、「飛んでいってください!」とほおりなげたら、そのまま落下。( ;∀;)
お願い、元気になってください~懇願してももう、元気がありません。


 
しかたなく、私の服に張り付いていただき、大きな会場の隅まで運んでいき、誰も気が付かないような場所に安置いたしました。
トンボの足がなかなか服から取れず、私のアクセサリーみたいになって、できればこのまま最後までいたほうが良かったのかと、情けなくなりました。
羽が一枚はがれてしまい、ますます泣きたくなりました。
最後まで看取れなくてごめん。
 
落ちたセミが再び飛んでいく話を聞いたことがあって、無知な私は同じことをしてしまいました。小さな命の重みを感じた日でした。
 



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