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美容師と庭師、美への追及

ボッサボッサになったヘアースタイルを何とかしてください!と、駆け込んで、好きな自分に変えて頂ける美容院があります。

担当は、お互いの親の介護の話などもオープンに話せるステキな姉御肌の女性です。

私が、六義園に行って、松の枝の剪定の美しさに感激したお話をし、その職人さんと美容師さんのヘアーカットの美への追及は似ていると感じた話をしたら・・・

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いたく喜んで下さって、朝のミーティングの時に、スタッフさんの前で話す!と仰ってくれました。
切る相手は、自然の木と人の髪、全く違いますが、<髪の毛も、目の前の一点だけを見て切るのではなく、離れて、遠くから見なさいと、昔教えられたんですよ。松の木を切る職人さんも、大きな松の木の全体がみえているんですね。>
面白い共通点。
やっぱり職人さんってすごいと思わせて頂きました。

人の手が入り、愛が入ると、自然なものも、また暖かさを感じられてきます。

最近は、着物を着て髪型もキチッ!と一切の乱れがない、のではなく・・・・

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とか・・・

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とか???

あえて、そこを崩していくのだそうです。
ただ、基本がないと駄目だそうで。

誰もがそれを求めていくので、だんだんみんながみんな同じになっていく、という現象が。

講義をうける生徒のようになって聞き入りました。

人と話せるのは、嬉しいものですね。


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